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現在 ページ26
、
後で零から聞いた話だが
航は事前に零から
あの場でプロポーズする事を
聞かされていたらしい
航に零が
「ママと結婚して良い？」と聞くと
航が「結婚って何？」と聞き返し
「ずっと一緒にいて、ママと航君を守ることだよ」って
零が説明した
その説明を聞いた航は
「それいいね！」って
零に笑ったと言う
あれから数年…
あっという間だった
ー現在ー
零「航は覚えているのかな？」
研二に
Aに何度も
プロポーズを断られたと
話した後、
痺れを切らしたハロと景光が
ギターを弾けと
零の手を叩いたので
研二に詳しい話は出来ず、
「ふるさと」を
弾き語ることになった
夜、Aとの晩酌タイムで
零がポツリと呟いた
A「私も前に聞いたんだけど、覚えてないって」
零「そうか…航が後押ししてくれなかったらAとは
結婚出来なかっただろうな。ついでに双子もヒロもいなかった」
籍を入れて
零が住んでいたアパートに
Aと航が転がり込んで
双子ができたタイミングで
Aはバイトを辞め
今は零の稼ぎ一つで
生活している
、
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作者名：砂希流
| 作成日時：2022年9月24日 16時
