快斗の手品 ページ2
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陣平「母ちゃん！こいつ生意気で態度デカくてムカつく！」
A「似たような性格と顔してよく言うわ」
快斗「はとこって言うんだっけ？」
景光「うえーん！」
Aと快斗が
離れた場所で話していると
泣きながらAの元へ
歩いてきた景光
Aが抱っこすると
少し泣き止み
向かいに座る快斗を
涙目で見る
お前の息子にやられた
とでも言うように…
快斗「おいおい、そんなキラキラした目で見んなよ。罪悪感が…」
A「泣かされて可哀想に。うちでは姫扱いなのにね〜」
快斗「ほらよ。一口チョコ食えるか？」『ポン！』
景光「わぁぁぁ！」
快斗が景光に
得意の手品を見せる
手から突然現れたお菓子に
大興奮の景光
涙の跡が残る顔を
Aに拭かれたあと
そのチョコを頬張って
笑顔になる
その後は
Aの首に腕を回して
ぎゅーと抱っこのまま一眠り
少し離れたところでは
陣平と青斗が言い合いしてる
実は同い年の2人
快斗「あれ？人たらしの研二とゴツい航はいねぇのか？」
A「航はまだ学校、研二は友達の誕生日パーティーに呼ばれて行った」
快斗「誕生日パーティー？おいおい、まさか女じゃねぇだろうな」
A「女の子よ？」
快斗「ませてんなぁ〜今のガキは」
A「女友達よ。ませてるって学生結婚のあんたが言う？」
快斗は学生結婚の上に
息子の青斗アオトが出来た事も
相手の親御さんに伝えたから
揉めに揉めた
「このマセガキ！」って
相手のお父さんに
怒鳴られたんだって
今はもう円満になったらしいけど
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作者名：砂希流
| 作成日時：2022年9月24日 16時
