家族会議 ページ9
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研二「んー…無理に引き離さなくて良いと思うけどね、
ある程度の年になれば自分から離れて行くと思うし」
A「そうそう！抱っこ出来るのも今のうちだし」
航「でもそう言って抱っこ癖抜けなくて体が大きくなって
抱っこって言われても…こっちも対応しきれないしなー」
零「そうそう。三子の魂百までって言うだろう？」
A「3歳までに得たものが生涯を決めるってやつでしょ
それなら尚更愛された記憶や自分を受け入れてもらった
記憶が必要だと思うけど？」
零「何でも要求を聞き入れて殿様と家来の関係になるかもしれないぞ」
A「それは私達の接し方次第でしょ。何でもって欲しいもの買うとか
あれをしろって言うのを全部聞くわけじゃない、
あくまで景光が抱っこしてって言った時どうするかの話し合いなんだから」
家族会議と言いつつ
夫婦の討論に。
兄弟と景光は
ポカンとしてる
陣平「焦りは最大のトラップ。臨機応変に対応すれば良いじゃねぇの？
抱っこ禁止とか全部抱っこするとかじゃなくて」
研二「お、それ良いね〜俺陣平ちゃんに1票」
航「そうだな。その時の状況見て抱っこしたりしなかったりで
いいんじゃないか。俺も陣平に1票」
A「私もそう思う〜景光を拒否してるのはパパだけだね」
零「おいおい！僕は拒否なんてしてないぞ！」
陣平「はいはい！じゃぁ決まり！よし、ゲームの時間だ。解散！」
陣平の一言で無事解決
景光が抱っこを求めてきた時は
時と場合により
受け入れたり拒んだりする
でも無理のない範囲で、となった
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作者名：砂希流
| 作成日時：2022年8月6日 18時
