⭐︎研二号泣 ページ12
、
「うわーん!」
誰かが朝から泣いている
陣平は寝起きで
ボサボサの髪をいじりながら
声のするリビングへ向かった
陣平「ヒロ泣いてるのか?どうした?」
景光「?」
陣平「あれ?ヒロじゃないのか…じゃぁ誰が泣いてんだ?」
リビングに着いたら
既に起きてる景光が
キョトンとした顔でこちらを向く
そして遠くで
真っ赤な顔して泣いてる
研二がいた
A「38.6℃。お熱なので今日はお家でお留守番です」
研二「いやー!」
大粒の涙がこぼれ落ちている
研二がこんなに泣くのは珍しい
体調不良だから?
研二「今日は陣平ちゃんと車見に行く約束してたのにー…」
A「無理よこれじゃ」
研二「いやー陣平ちゃん!じんべいぢゃーん!」
陣平「俺はここにいるっつーの…」
大泣きする研二に近づく陣平
研二は陣平に気づいて
嬉しくて抱きつこうとするが…
風邪がうつるのでがまん
地面で丸まって
プルプルしてる
A「ほら、陣平にもヒロにも移ると困るから部屋で寝なさい」
陣平「兄ちゃんは?」
A「まだ寝てる」
この大声のうるさい中で?
という疑問は陣平の中によぎったが
スルーする
珍しくAに抱っこされ
部屋に連行される研二
顔は真っ赤で
泣き腫らした目に
鼻水が垂れてる
色男が台無しだ
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作者名:砂希流 | 作成日時:2022年8月6日 18時