それは話が違います ページ5
、
A「今はジェンダーレスの時代なのにまだまだあるのね」
研二「ジェダーって何？」
A「例えば男は青、女は赤って誰が決めたかわからないけど
昔からそんなこと言われてるでしょ？心理学的に言ったら
本来は女は青、男は赤の方が性を引き立てると言われているのに」
研二「何色でもいいじゃん。その人に似合ってたら」
A「うん。研二はそう言う考えの出来る頭の柔らかい子、
でも世の中はまだまだ女は赤、男は青って言う人が多い。
それをやめましょうっていうのがジェンダーレス」
研二「俺ジェダーっスに賛成！みんな良いところあるし、誰が誰を好きでもいいと思う！」
A「ジェンダーレスね。うん。研二の考えは最先端、
ママも男が男を好きでもいいと思う。一緒だね」
Aに言われて
目をキラキラさせる研二
男は女を好き、と言う概念が
息苦しかったみたい
でもスッキリしたって感じかな
研二「うん！俺陣平ちゃんが好き！」
A「それは家族だからでしょ」
研二「家族じゃなくても大好きだよ」
A「それは…また違った問題になってくるかなぁ…」
研二「え？母ちゃん、俺が誰を好きでもいいって言ったじゃん」
A「いや、言ったけど…それは性別の話で、兄弟は…違うかなぁ…」
研二の人好きは
頭を悩ませる種
陣平「出るに出れねぇ…///」
陣平が家に帰ってきたら
真面目な話してるから
終わるまで待ってようと思って
様子を見ていたら
「陣平ちゃん好き！」って
聞こえてきて
恥ずかしくて照れて
部屋に入れなくなる
END
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作者名：砂希流
| 作成日時：2022年7月29日 12時
