(3)お買い物 ページ3
話を遡る事数時間前。
明日は降谷さんとトロピカルランドデート…！大好きな人との遊園地デートなんて前の世界でしたことないなぁ、なんて仕事中も頭は明日の事でいっぱいの私。
それにしても降谷さんは最近ポアロに入っていない所を見ると相当忙しいらしい…なのに遊園地デートは今の所キャンセルの連絡はない。…公安の仕事は大丈夫なんだろうか…
そんな事を考えていると、不意ににやにやした梓にぽんと肩を叩かれる。
｢明日ですねぇデート♡｣
｢もー！私もいい歳ですしそんなからかわないで下さい梓さん！｣
｢え〜！Aさんの為に一肌脱いだのに〜！！それに私のが年下ですし、今更ですけど敬語なくていいですよぉ！｣
｢そう？そしたらタメ語にしちゃうね…いや、何はともあれ梓ちゃんのお陰だとは思ってるよ。ありがとね…｣
｢うふふどういたしまして…そして更に朗報がありますよ♡｣
｢え…？なに？｣
またもやチッチッチッと人差し指をたてる梓にキョトンとする私。
｢まだ夕方ですけど、今日は全然人が来てないし来てもマスターがなんとかするから早上がりしていいらしいです！という事で、明日に備えて下さい！｣
｢えっやだマスターまで…｣
この世界どんだけ優しいの？？
本当にいいんですか？と聞いても2人で明日に備えて！の一点張り…。まあ確かに今の所は全然混んでないけど…ありがたい事ですねぇ…
｢…じゃあ、お言葉に甘えて｣
｢ただいまー｣
｢おかえり。…今日は随分と早い帰宅だな？｣
｢ちょっと…色々ありまして｣
｢ホォー…？｣
こうして家に戻ってきた私だったが、自分の部屋に入ってから重大な事実に気がついた。
｢そういや…明日何着ていこう…！｣
一応、服はあるんだ…元々持ってた仕事着のTシャツとパンツが……基本的にポアロへの出勤とかはその辺着まわしてたんだけど…
…え？あの降谷零とトロピカルランドに行くんだよね？この服装で行くのは見た目がきついものがあるよね？？
かといって借りたジョディ先生の服も申し訳ないことに私には少々セクシーすぎて今では部屋着状態(勿体無い)
｢…………今からでも買いに行くか…｣
はぁ、とため息をつきながら荷物を持ち玄関へ向かう私。
すると後ろからふわっと男らしい腕に抱きとめられる。
｢…もう夕方だぞ。今からどこに行くんだ｣
心配そうな眼差しを私に向ける赤井さん。
これは………本当のことを言うべきでしょうか………
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恵理(プロフ) - ふじ(藤)さん» ありがとうございます…！頑張ります！！！ (2019年10月26日 8時) (
レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(藤)(プロフ) - 面白くて好きです！続きがすごく気になります！更新できたらでいいので頑張ってください (2019年10月12日 21時) (レス) id: 9e1cd12c56 (このIDを非表示/違反報告)
恵理(プロフ) - 雨宮風火さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月22日 0時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
雨宮風火 - 面白いです！更新頑張ってください (2019年8月6日 8時) (レス) id: afe35d7b55 (このIDを非表示/違反報告)
恵理(プロフ) - 0R0さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…！続きも頑張って書きますねー！！ (2019年7月5日 13時) (レス) id: cec242f8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えり | 作成日時：2019年6月28日 16時
