プロローグ(?) ページ1
「おかえりゼーロ!」
帰ってきたゼロにくっつく…というか抱きついた。
「おーい、ゼロ?ゼロ?」
返事はない。
「…零くん?」
降谷「ただいま。」
うん。最近付き合いだしてから、零くん呼びになったけどまだ慣れない。
…照れくさいのもあるけどね。
付き合いだしてすぐなのに同棲というところに疑問を持つ方もいるであろう。
ただ、私が死にかけた時からゼロといい公安といい過保護なのだ!
「んー。ゼロ…じゃなくて零くんの温もりは生きてることを実感させるねー。」
彼の肩がピクリと揺れる。
今、この話題はまずかったかな?
そう思うが、もう出した言葉は取り消せない。
そして彼は私の肩に顔を埋めた。
「んひゃっ!?」
…顔を埋めていたと思ったら今度は耳を舐められた。
降谷「ハハ、真っ赤。かわいい。」
「な、慣れてないからねっ!そもそも零くんが初めての恋人だし…」
零くんの目がスゥっと細まった気がした。
降谷「…そういうこと言うと襲いたくなるんだけど。」
「〜〜っ!?」
クスクス笑われて、なんか悔しい。
まあ、こういうことに関しては彼の方が上手だと分かっているので大人しくしておこう。
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作者名:Irene | 作成日時:2017年11月6日 1時