1200万人の人質 ページ9
東都タワーのエレベーターの前にいき、警察が到着するのを待つ。
「遅い!」
高木「え?工藤さん!?」
コナン「姉さん、どうしてここに!?」
「暗号を解いたからよ。4時間も待ったのよ。遅い!
とにかく、警察来たんだし、エレベーターに入るわよ。」
コナン「だったら暗号の答え教えろよ!?」
「あんたの八つ当たりはどうでもいいわ。
ひゃっ!?」
コナン「姉さん!」
高木「工藤さん!」
エレベーターは私たちを乗せたまま、落ちていった。
*
私はとりあえず、エレベーターボックスの上に登る。
高木刑事は佐藤刑事に電話中。
「コナンくん、高木刑事、絶対に動かないで。
水銀レバーが作動しちゃう。盗聴器もあるから八方塞がりよ!」
コナン「なに!?」
「大丈夫。爆弾の解除方法も解体道具も持ってるから。
平気よ、陣平と研二っていうプロフェッショナルのトップに教わったんだから…」
(((「水銀レバーってヤバイの?」
萩原「ヤバイよー。な?」
松田「ああ。わずかな振動でも中の玉が転がり線に触れたらオダブツだ。」
萩原「まあ大丈夫。姫さんは容量がいいからすぐできるって。」
松田「安心しろ、俺たちの技術は完璧だ。
万が一の時は駆けつけてやるよ。」
「うん。ありがとう!」)))
彼等はもう駆けつけてくれない。
だけど、彼等の技術と思い出は私を助けてくれる。
高木「爆弾解除できるんですか!?
あ…佐藤さんが電話を変われと言ってます。」
「じゃあ、爆弾解除するから。
私は仕事場に電話するから黙ってて。」
高木「佐藤さんは無視ですか?」
「ええ。」
prrrr prrrr
「もしもし風見?
東都タワーの爆弾解除してるんだけど、マスコミ駆けつけないようにして。
それから、警視庁からのお説教は嫌だから事情通しといて。
特に佐藤刑事って人、私に近づかないようにして。」
風見「ちょ、工藤さん!?」
「じゃあ、爆弾解除するから…じゃあね。」
高木「工藤さんって何者ですか?」
「……ゼロ。」
高木「はい?」
「わからないのなら上司に聞くのね。
ゼロとは何を指すのか。
っ!勇敢なる警察官よ…」
高木・コナン「!?」
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月 光 - 面白いです! 頑張ってください。 (7月15日 19時) (レス) @page13 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
桜の花びら - 愛流さん» 喜んでもらえて嬉しいです!頑張りますね(*^▽^*) (2017年10月30日 22時) (レス) id: c0f82bc24e (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 警察学校組大好きなので嬉しいです! ありがとうございます! (2017年10月28日 20時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
桜の花びら - りんさん» ありがとうございます!頑張りますね(*´∇`*) (2017年10月12日 23時) (レス) id: c0f82bc24e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2017年10月12日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜の花びら | 作成日時:2017年10月12日 21時