1200万人の人質 ページ4
コナンside
あの後、灰原からルジェの情報を引き出した。
変装して女優をやってたとは驚きだ。
コナン「んで?
忙しいはずの潜入捜査官がなんで博士の家に来たんだ?」
「あら、言ってなかった?
サッカーの優勝パレードがあるんでしょ?たまには普通の人らしいことがしたいから一緒に行かないかと思って。」
コナン「ああ。さっき話した少年探偵団と行く約束してるから、一緒でもいいか?」
「もちろん!」
*
「君たちが少年探偵団ね?
私はコナンくんの親戚なの。今日はよろしく!」
元太「おう!よろしくな、姉ちゃん!」
「もうすぐパレードが始まるから移動しましょ!」
移動したはいいが、後ろの方なので子供達にはパレードが見えないらしい。
元太くんはポストの上に乗ってしまった。
知り合いらしい刑事さんに注意されてしまった。
「はじめまして。佐藤刑事…とおっしゃるんですね。」
佐藤「あら、あなたは?」
「工藤Aです。コナンくんの親戚なの。」
佐藤「あらそう。よろしく。」
知らないうちに周りに刑事が集まって来ていた。
宮本由美、白鳥任三郎…
私のことを知らない人でよかった。
そこに、刑事がまた来た。
「え…陣平…?」
佐藤刑事が私を振り返ったが、すぐに前を向く。
歩美「あーっ高木刑事だ!」
光彦「変装してもすぐにわかりますよ!」
「なんだ、人違い……陣平な…わけ…な…い…。」
でも…私の涙は止まらなかった。
コナン「姉さん?」
パァン!
佐藤刑事が高木刑事という人を平手打ちした。
佐藤「目暮警部から指令を受けているはずよ…
あなたは変装する必要がないって…
わかったらすぐに変装を解いて持ち場に戻りなさい!」
そう言って去って行く佐藤刑事。
高木「なんかぼく、いけないことをしていたのでしょうか?」
「違うわ。似ていたのよ。陣平に……」
由美「陣平?ってちょっとあなた、そんなに泣いて大丈夫なの!?」
歩美「大丈夫?」
「うん、大丈夫よ。」
目を閉じて上を向くが、まだ涙は止まらなかった。
ホント…潜入捜査官失格よね。
由美「ねえ、陣平って…」
白鳥「松田刑事の下の名前ですよね?」
由美「カノジョ?」
「違うわ。
彼は私のお兄ちゃんみたいなナイト様の1人…かな。」
零と私を置いていっちゃったあの人たちは元気にしているかしら?
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月 光 - 面白いです! 頑張ってください。 (7月15日 19時) (レス) @page13 id: 5d6bcaafb9 (このIDを非表示/違反報告)
桜の花びら - 愛流さん» 喜んでもらえて嬉しいです!頑張りますね(*^▽^*) (2017年10月30日 22時) (レス) id: c0f82bc24e (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 警察学校組大好きなので嬉しいです! ありがとうございます! (2017年10月28日 20時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
桜の花びら - りんさん» ありがとうございます!頑張りますね(*´∇`*) (2017年10月12日 23時) (レス) id: c0f82bc24e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続き楽しみにしてます (2017年10月12日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜の花びら | 作成日時:2017年10月12日 21時