12＊降谷家の妻と息子達【名探偵コナン/警察学校組】

徘徊失踪 ページ6

、


かけたら繋がった




A「どうしよう…おばあちゃんがっ……！！」

諸伏「あなたは自宅にいてください。我々が探しますから」

A「無理…近所の人にいてもらってる。私は探します」

諸伏「こんな暗闇の中、子どもを歩かせるのはリスクでしかありません。
足手まといです。家に帰ってください」

A「でも！」

諸伏「どんな時も冷静に判断する、それが解決への糸口となります」




諭されて
近所の方と家で待つことにした

家にいて私にできる事を
たくさん考えた





A「度々すみません。諸伏さん…おばあちゃんは家に帰ろうとしてました」

諸伏「家とは？」

A「おばあちゃんが生まれ育った家はここから数百メートル離れた場所で
今はもう家も何もないんですけど、うろ覚えでそこへ行こうとしていたとしたら…」

諸伏「その方角、周りの景色等わかりますか？」

A「はい。おばあちゃんの記憶がはっきりしていた頃一度行きました」

諸伏「私の車に乗って案内を！」

A「はい！」




でも
そこにおばあちゃんはいなかった



諸伏さんの推理で
分かれ道の反対側や
その近くに範囲を広げて…

そしたら雪の盛り上がった箇所があって
駆け寄ったらおばあちゃんが倒れていた




諸伏さんの運転する車で
病院に向かった


おばあちゃんは一命を取り留めたけど
自宅で生活するのは難しいと判断された

それは私が高校3年生の時だった

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