12＊降谷家の妻と息子達【名探偵コナン/警察学校組】

刑事の名 ページ4

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A「おばあちゃん？あれ？どこー？」



それから数日後
おばあちゃんが倒れた

心労だろうって
医者に言われた



そして数日入院したら
おばあちゃんが
おかしくなった


時々記憶が飛ぶのか
私の事を他人のように接したり
名前が出てこないって言ったり

ご飯が炊けない、
おかずの味付けが
すごく濃かったり薄かったり…

入れ忘れ、
入れたのに2度付けとか



夕方になると
急に外に出て行こうとする




A「おばあちゃんどこ行くの？」

祖母「え？家に帰るんだよ」

A「ここがおばあちゃん家じゃん。どうしたの？」

祖母「ここはあなたの家でしょ」



徘徊もするようになって

私は学校に行くけど
おばあちゃんのことが心配で
不安で仕方なかった



家に帰ったら案の定
おばあちゃんが家に居なくて
隣人の家に勝手に上がり込んでた

でもそこは田舎だから
みんな馴染みがあるし
快く受け止めてくれた


でも今度は近所にもいなくて
近所の人と一緒に探しても見当たらなくて

警察に連絡したら補導されてた
その時連れてきたのは…




A「おばあちゃん！どこ行ってたの…心配したんだよ」

祖母「家がわからなくてなっちまって…気づいたら
知らない場所にいたんだよ…」

刑事「今度は立場が逆になりましたね」

A「あなたの言った通り、あの後おばあちゃん倒れて入院して
そしたら認知症が始まって…おばあちゃんをみつけてくれて
ありがとうございました」

刑事「また何かあればこちらに連絡してください」



その時
その人の本名を知った



諸伏高明


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