12＊降谷家の妻と息子達【名探偵コナン/警察学校組】

いつでも会える ページ27

、


秀一「明里を見てると…あの女を思い出す…」

志保「じゃぁ会わなければいいじゃない」

秀一「…会わずにはいられない…会えるなら会いたいさ…
この気持ち、君ならわかるだろう？」

志保「さぁね」

秀一「2人が起きたら急な仕事が入ったと伝えてくれ」

志保「言う必要ないわ」



玄関のドアが
バタンと閉まり

鍵とチェーンロックをかける志保





ー翌日ー


明里「あれ？秀ちゃんは？」

志保「帰ったわよ」

哀「仕事でも入ったの？」

志保「知らない。興味ないもの」

明里「……また来るって言ってた？」



朝起きて、
秀がいなかったから
切なそうな悲しそうな顔をする明里


そんな顔をみてしまったら…

志保は
冷たくあしらうことはできない


まるで姉の明美のような
その寂しい横顔を放っておけない





志保「はぁ…どーせまたフラッと来るわよ」

明里「そうかな…」

哀「会いたかったらまた家に行けばいいでしょ。知ってるんだから」

明里「そっか…そうだね！」

志保「……」



ため息を吐く志保

喜ぶ明里

明里を見てホッとする哀


宮野家END

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