222話 ページ23
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コロンボまで零さんに送ってもらい、俺は通常業務についていた。
店の前に停まったRX-7に、店長や常連客たちはざわざわしていた。
そこから俺が降りてきたんだから、当然何事かと質問攻めにあっていたのが1時間前。
知り合いに送ってもらったのだと説明したが、納得しなかったのは俺に好意を寄せていたJKたち。
前に言っていた恋人か!?と詰め寄られたが、あいまいに返事をしておいた。
安室さんは恋人役をやってもいいと言っていたが、さすがに俺だけで適当を言うわけにはいかない。
常連たちが帰って、ようやく店内が落ち着いた。
そこへやってきたのは…。
『いらっしゃいませ…って、コナンくん』
「Aさん…」
コナンは俺を見るや、キッと睨みをきかせてきた。
あ。そういえば、連絡するって言って忘れてた。
『…あはは、ごめんね。すっかり忘れてた』
カウンター席に座ったコナンにお冷を出して笑い飛ばす。
『奢るよ。アイスコーヒーでいい？』
「うん」
不機嫌そうな彼の前に立ち、グラスに氷を入れる。
「連絡したのに、既読にならないし…」
『あ、ごめん。全然見てなかった』
「それで、昨日何があったの？」
店長は奥で調理をしている事、少ないお客さんたちはそれぞれ話で盛り上がっている事を確認し、胸に銃創が現れたことをコナンに話した。
「そんな事って…」
『あれから異常はないから、大丈夫だと思うけど』
「でも、血を吐いたんだよね？どこかに負担があるんじゃ…」
『どういう仕組みなのか、俺も分からないからなんとも言えないけど…』
たぶんこれからも、知ることはないのだろうけど。
『痛いところはもうどこもないし、頭もハッキリしてるから大丈夫』
「…安心して、いいんだよね？」
『疑い深いなぁ、コナンくんは』
「心配してんだよ」
『はは、ありがとう。……もし、俺が急に消えたら、あの人をよろしくね』
言えるときに、言っておかないと。
何があるか分からない。
俺がこの世界に来たように、いつまた、どんな不可解なことが起きるか分からないんだから。
『せめて、みんなの中から俺の存在ごとなくなればいいのにね。なんて』
「そんなこと言うなよ。俺じゃ、あの人をどうにかなんてできねーよ」
零さんはコナンのこと、一目置いてると思うけど。
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優(プロフ) - わかりました！返信ありがとうございます！ (2019年5月8日 7時) (
レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 優さん» コメントありがとうございます！この作品は、主人公受けとなっております！ですが、細かい描写はございません。 (2019年5月7日 21時) (レス) id: d9ca70487a (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - これって、黒瀬さんと零さん、どっちがネコとかありますか？ (2019年5月7日 2時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 架印�靴気�» 報告ありがとうございます！！確認不足でした...！修正させていただきました！ (2019年4月30日 18時) (レス) id: 674cb05958 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告：247話 - 真純ちゃんの純の字が、澄になってます。 (2019年4月30日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2019年4月10日 21時
