2566話 黒鉄の魚影 ページ17
『すみません…。コナンくんが間違えて乗ろうとしたのに気付いて連れ戻そうとしたら…船が動きだしてしまって…』
「なんですぐ言わなかったんですか…!」
「だってぇ…怒られると思って…」
俺に詰め寄る白鳥警部から庇うように、コナンが甘えた声を出す。
「船を呼び戻します」
「よせ。インターポールを待たせたくない」
スマホを取り出した白鳥警部を止め、黒田管理官は歩き出す。
これは、俺たちも同行を許されたということだろうか…。
なんにせよ、黒田管理官と一緒というのは気が引き締まるが、零さんの傍にいることを許されている身として、邪魔だけはしないようにしなければ。
停留所から少し歩くと、インターポールの職員と思しき男女が出迎えた。
「遠いところお疲れさまでした。初めまして。パシフィック・ブイ局長の牧野です」
「エンジニアの直美・アルジェントです」
「警視庁の白鳥と、上司の黒田です」
「初めまして」
白鳥警部の紹介に、黒田管理官は頭を下げる。
「本日はよろしくお願いします。で、この子たちが間違えて乗船してしまったという…」
人当たりのよい笑顔を浮かべながら、牧野局長は俺とコナンに視線を向けた。
「こんにちは。お名前なんていうの?」
直美さんは腰を低くして物腰柔らかくコナンに尋ねる。
「僕、江戸川コナン。よろしくね!」
「コナンくんね!よろしく!…それで……」
直美さんの視線がこちらに向いた。
『黒瀬です。…すみません、邪魔はしないようにするので』
「貴方のことは知っているわ。有名人だもの。こんなところで会えるなんて驚いたわ」
「彼は信用できる人間ですので、ご心配なく」
『!』
黒田管理官がそう言ってくれて、少し驚いた。
信用…してくれているのか…。
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096 - ソラさん» 金曜ロードショーも楽しみですね!黒鉄は何度見ても面白いです!男主の動きもどうぞ楽しみにしていてください! (4月8日 21時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 黒鉄の魚影が19日、金曜ロードショーでやると聞き、久しぶりに買った円盤を見直しました!安室さん!尊い!青山先生ありがとう!顔が良い!しゅき!とまあ、終始叫んでました(⟵重症)これに夢主がどう絡んでいくのかドキドキが止まりません!続きが楽しみです! (4月7日 19時) (レス) id: 4a3bab874f (このIDを非表示/違反報告)
096 - りりこスタイルさん» ここから物語が大きく動きますからね…!私も試行錯誤しながら書きましたので、どうぞお楽しみください! (3月27日 21時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
りりこスタイル - これからの事を考えると黒瀬くんがどう物語に関わってくるのかドキドキします。本当に楽しみです! (3月27日 8時) (レス) @page36 id: e8b24c39c7 (このIDを非表示/違反報告)
096 - ソラさん» 鉢合わせてしまいましたね…!今後をお楽しみに…! (3月14日 14時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2024年2月18日 20時