2523話 黒ずくめの謀略 ページ24
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《すごい！コナンくんの言ったとおりだ！濡れた服をバスタオルで挟んで踏んだら、乾きが早くて、焚火に炙ったらもうほとんど乾いたよ！》
車のスピーカーから感心するキャメルの声が響いた。
「よかった！捨ててあったクーラーボックスに保冷剤があったんなら、お湯で温めればカイロになるよ」
またも新しい知識を披露する助手席に座ったコナン。
「ボウヤはなんでも知っているな」
「昴さんの顔で赤井さんの声だと変な感じだね」
「じゃあ――…こっちの声で」
首に着けていた変声機のボタンを押し、沖矢昴の声になった赤井さん。
『…ねぇ。俺まだ納得できてないんだけど』
そろそろ俺の話も聞いてもらおうと、後部座席から声をかける。
「納得？なんのだ？」
『顔見られるとマズイって、言ったよな？それに、こんなもん持たせて』
ポンポンと隣に立てかけたギターケースを叩く。
「戦力は1人でも多い方がいい。向こうには少なくとも、ジンとウォッカ。そしてキャンティとコルンがいる」
『キャンティとコルン…？』
聞きなれないメンバーの名前に眉を顰めた。
「組織のスナイパーの2人だ」
『だからって、俺にライフル持たせなくても…。ブランクかなりあるんだけど』
前の世界でユエルがいた組織に潜っていた際に使っていたくらいだ。
一応、近距離も遠距離もどちらも腕前としてはいい方だと自負しているが、しばらく扱っていない武器の使用は不安だ。
それに、俺のいた世界とここじゃあ能力のスペックも段違い。
今目の前にいるこの男がいい例だ。
「お前がそれを扱うのは、万が一の時の最終手段だ。お守りだと思って今は持っておけ」
『物騒なお守りだな』
銃撃戦だけは避けたい…。
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096 - ソラさん» ありがとうございます！2人のやり取りを気に入っていただけて嬉しいです！ (2月11日 19時) (
レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 明人さんと安室さんの会話が尊い！夢主の父親だと認識してる感がバシバシしててホッコリした！ (2月10日 20時) (レス) @page43 id: 4a3bab874f (このIDを非表示/違反報告)
096 - リト．さん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！！ (2月9日 19時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
リト． - とても面白くていつも見てます！これからも応援しています！！無理のない範囲で頑張って下さい！ (2月9日 2時) (レス) @page41 id: 744fa15293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2023年12月26日 17時
