2514話 黒ずくめの謀略 ページ15
「キャメル！マーク！応答して!!2人とも応答しなさい！」
ジョディが必死に呼びかけていると、書斎の扉が開いて工藤夫妻が入ってきた。
買い出しを終えて帰宅したようだ。
「あのー…食材買ってきたんですけど…」
「何かあったようですね」
緊迫した状況を察した優作さんたちに、ジェイムズさんが作戦について説明した。
「…なるほど。この待ち合わせの暗号で組織を誘き出そうと…」
ジョディが作った暗号を優作さんは眺める。
「ええ。しかし逆にそれも読まれていたようで…」
「今回の暗号を書いたのは？」
「ジョディ先生だよ」
優作さんの問いにコナンが答える。
「先生？ジョディさん？」
頭を抱えているジョディに優作さんは視線を移した。
「先生と呼ばれているということは、以前学校の先生をやってらしたとか？」
「ええ…。…帝丹高校の英語教師を」
元教師ということはなんとなく知っていたけど、帝丹高校のだったのか。
まぁ、それもなんらかの潜入捜査の一環だったんだろうけど。
「小学校の先生ではないんですね？」
「あ、はい…。澁谷夏子という小学校の友達はいますけど…」
「その先生にいろいろ教わったのでは？」
「ええ。日本語はもちろん、漢字とかひらがなとか文字関係はほとんど彼女に」
「なるほど…」
そう呟いて、優作さんはまた暗号に目を落とす。
「…コナンくん、黒瀬くん。君たちはこの暗号は見たかね？」
「え、ううん…」
『俺も、見てないですけど…』
FBIの面々だけで確認して、とっとと送ってしまっていたから…。
優作さんが俺に暗号が書かれたスマホを渡した。
『…………あ』
それに目を通し、すぐにこの暗号のミスに気が付く。
コナンも気づいたようで、焦りと悔しげな表情を浮かべた。
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096 - ソラさん» ありがとうございます！2人のやり取りを気に入っていただけて嬉しいです！ (2月11日 19時) (
レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 明人さんと安室さんの会話が尊い！夢主の父親だと認識してる感がバシバシしててホッコリした！ (2月10日 20時) (レス) @page43 id: 4a3bab874f (このIDを非表示/違反報告)
096 - リト．さん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！！ (2月9日 19時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
リト． - とても面白くていつも見てます！これからも応援しています！！無理のない範囲で頑張って下さい！ (2月9日 2時) (レス) @page41 id: 744fa15293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2023年12月26日 17時
