1739話 ページ40
『蘭さん、会場を出て、離れたところで今の話を目暮警部に伝えてください』
「わ、わかりました…!」
『スタッフの皆さんは、変わらず開演に向けて準備をしてください。後は俺たちに任せて』
「Aちゃん!俺は?俺は何をしたらいい?」
キラキラと目を輝かせながら指示を要求してくる氷上。
『お前は楽屋に戻って自分の出番まで待機してろ』
「えー、つまんなぁい」
『犯人は出演者の中にいる可能性もある。楽屋に怪しい人物や物を見つけたら、すぐ俺に報告すること』
「っ!了解!」
蘭と共に氷上とそのマネージャーの甲斐田さんも運営室を出て行った。
『毛利さん、先に客席の方の捜査を始めていてください。俺は安室さんに連絡してきます』
「オメェが仕切ってんじゃねぇよ。でもまぁ、さっさと始めるか。ヨーコちゃんの為にも!」
『コナンくんも、毛利さんについて先に行ってて。後で合流する』
「うん、分かった!」
子供らしく返事をして出て行くコナンと毛利さんの背中を見守る。
俺も運営室を出て、人気のない舞台袖に向かうとスマホを取り出した。
コールボタンを押すと、数コールで相手は出た。
・
466人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
096 - つみさん» 一気読みありがとうございました!そしてお疲れ様です…!!もう一周…!嬉しいです!これからも頑張ります! (2022年1月1日 22時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
つみ(プロフ) - やっと最新話まで読めました!一気読み楽しかったです!もう一周してきますね!更新頑張ってください! (2021年12月31日 23時) (レス) id: 5c8f437fce (このIDを非表示/違反報告)
096 - ??さん» ありがとうございます…!何周もしていただいて嬉しいです…っ!これからもいろんなお話を書いていきますので、よろしくお願いします!! (2021年12月13日 22時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 今まで出会った小説の中で1番好きでもう何周もしています。何回読んでも泣ける素敵なお話で大好きです!緋色の弾丸や次の映画がこの小説にも登場するのが楽しみです!!これからも応援しています。 (2021年12月13日 11時) (レス) id: b0630737aa (このIDを非表示/違反報告)
096 - 伶さん» 初めまして!見つけて読んでくださり、さらには日課にしていただきありがとうございます!頑張って毎日更新してますので、これからもよろしくお願いします! (2021年12月10日 21時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:096 | 作成日時:2021年11月16日 22時