1736話 ページ37
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ライブ当日。
毛利さん、蘭、そしてコナンと合流して会場の関係者入り口から中に入った。
「なんで俺まで…」
『蘭さんが、コナンくん1人で留守番は心配だからって』
「別に平気だっつの…。それより、氷上がいるのによく安室さん許してくれたな」
『あぁ、多分もう相手にもしてないんだと思う』
「…なるほど」
もうまったくもって眼中にないんだろうな。
「あ、いたいた!Aちゃーん!」
向こうから氷上が手を振って駆け寄ってきた。
周囲にいたスタッフの視線が一斉に俺の方へ向けられる。
「黒瀬A…っ!?」
「うそ!?本物!?」
一気に周囲が騒がしくなる。
「おぉ、まだまだ人気者だね、Aちゃん」
『引退した俺がいるのが物珍しいだけだろ。楽屋どこ?』
「あ、こっちこっち〜。連れの方たちもどうぞ〜」
氷上の先導で楽屋へ向かう。
「有名な出演アーティストの人たちもいっぱいいるのに、黒瀬さんのオーラ…負けてないね…」
「つーか、こんなでけぇライブの舞台裏でも物怖じひとつしねぇじゃねぇか…。さすが伝説の俳優…」
毛利親子のヒソヒソ話は聞こえないフリ。
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096 - つみさん» 一気読みありがとうございました!そしてお疲れ様です…!!もう一周…!嬉しいです!これからも頑張ります! (2022年1月1日 22時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
つみ(プロフ) - やっと最新話まで読めました!一気読み楽しかったです!もう一周してきますね!更新頑張ってください! (2021年12月31日 23時) (レス) id: 5c8f437fce (このIDを非表示/違反報告)
096 - ??さん» ありがとうございます…!何周もしていただいて嬉しいです…っ!これからもいろんなお話を書いていきますので、よろしくお願いします!! (2021年12月13日 22時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 今まで出会った小説の中で1番好きでもう何周もしています。何回読んでも泣ける素敵なお話で大好きです!緋色の弾丸や次の映画がこの小説にも登場するのが楽しみです!!これからも応援しています。 (2021年12月13日 11時) (レス) id: b0630737aa (このIDを非表示/違反報告)
096 - 伶さん» 初めまして!見つけて読んでくださり、さらには日課にしていただきありがとうございます!頑張って毎日更新してますので、これからもよろしくお願いします! (2021年12月10日 21時) (レス) id: 5783aede03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2021年11月16日 22時