【名探偵コナン】異世界の訪問者2《男主》

89話 ページ40

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「それ食べたら、薬飲んでくださいね」

『はい』
　

帰宅してすぐに、安室さんは卵粥を作ってくれた。



「お水、置いておきます。寒くないですか？」

『大丈夫です』

「あ…、あまり甲斐甲斐しくするのもお節介ですかね…？」

『…ふふ、いいですよ、安室さんはそのままで。安室さんに何かあったら、俺がお節介になりますから』

「看病任せていいんですか？」

『…り、りんごくらいなら、剥けると思います…』
　
剥いたことないけど。



「期待はあまりしないでおきますね。先にシャワー浴びてきます」
　

浴室に向かった安室さんの背中を見送り、お粥に口をつける。
　



そういえば、コナンも来てたって言ってたっけ。
　
無事だって連絡しておかないと。
　
スマホを取り出して、コナンにメールを送った。
　


そういえば、何でコナンに連絡がいったんだろうか…。
　

履歴を見ると、一番上に出たのは“赤井秀一”の名前だった。
　
おそらく、店長が電話帳の一番上にあった彼に連絡し、赤井さんからコナンに連絡がいったんだろう。
そして居合わせた安室さんに伝わった、と。
　
赤井さんにも、一応連絡しておくか。


メールを打って、お粥を完食し、薬を飲み終わったころ、安室さんが戻ってきた。




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