122＊渋谷アカリエ�� ページ25
降谷「！」
さっきまでの痛みが嘘のようになくなった。
野谷さんが危ない。
たったそれだけで、まるで朝起きたばかりのような身体の軽さに、自分自身も驚いた。
降谷「分かった…。コナンくんは、下で待っててくれ。おそらく、渋谷に飾り付けられたランタンも、爆弾と同じ液体が入っているに違いない」
コナン「っ…分かった」
＊＊＊＊＊＊
渋谷アカリエ。
そこは、最近出来た商業ビル。
爆発音があったからか、周りに警察が集まっている。
公安の手帳を見せ、中に入ると、廃墟のように静まり返っていた。
このビルは全30階建。
爆発したのは28階辺り。
おそらく犯人は、このビルを破壊するつもりだろう。
野谷さんを人質に取っているか、それとも彼女共に死ぬつもりか。
どっちにしろ、犯人がいるのは最上階に違いない。
俺はスゥと息を吐くと、階段を駆け上がった。
降谷「は、はぁ…」
傷口でも開いたのか、階段を上がるごとに血が数滴落ちる。
降谷「ッ、あと…っ10階…！」
おそらくエレベーターは、さっきの爆発で止まっている。
動いていたとしても、あの密室は危険だ。
ドカァアンンッ
階段を上がり始めて、もう5発ほど爆発音を聞いている。
まだ俺に被害がないという事は、おそらく下の階を中心に攻撃しているのだろう。
あるいは、無差別の可能性もあるが。
降谷「ッ、ぐ…はぁ゛…」
やっと最上階に来た頃には、ほぼ体力を消耗していた。
冷や汗を全身にかき、気を抜くとふらつき、倒れそうになる。
シャンディ「〜！〜〜！！」
目の前の扉から、男の声がした。
音を立てないようゆっくり壁に近づき、耳を当てて中の状況を把握する。
かすかに男の声が聞こえる。
初めて聞く声だった。
シャンディ「プラーミャから連絡があった。バーボンがこちらに来ているようだ」
プラーミャとインカムでやり取りでもしていたのか、予想よりも情報が伝わるのが早い…。
俺は声を殺して、声に集中した。
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blossom(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 終盤が素晴らしすぎます...(:_;) 素晴らしい作品をありがとうございました!! (2022年11月9日 6時) (
レス) @page33 id: 2157140457 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 114話、送ってるじゃなくて、送ってやるです。 (2022年11月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - 明里香さん» 誤字のご指摘ありがとうございます。 (2022年11月2日 22時) (レス) id: c82119363b (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - ここあらてさん» コメント遅くなってすみません！また更新再開しましたので、見ていただけると嬉しいです！ (2022年11月2日 22時) (レス) @page10 id: c82119363b (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 107話、落ちいたじゃなくて、落ち着いたです。 (2022年8月23日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真竜 | 作成日時：2022年6月25日 13時
