99＊初恋�� ページ2
松田「それで、あのガキは？」
松田は辺りを見回す。
降谷「人質なってた女の子か？」
松田「あぁ」
伊達「それなら、連れは自分で見つけられるからって」
俺は女の子が消えた路地裏を指差すと、松田は眉をひそめ、頭をガシガシと掻く。
松田「え゛ー、マジか…。まだ、聞きたい事あったんだけど」
伊達「あの子と何話してたんだ？」
そんなに気になる事でもあったのだろうか。
俺が松田に訊ねると、松田は一旦下を向き、静かな声で言った。
松田「……似てたんだよ。
・
萩の初恋相手に」
＊＊＊＊＊＊
警察学校時代。
萩原に頼まれて、人数合わせで合コンに行った事があった。
相変わらず、萩原はモテていて、その帰りに初恋の話になった。
萩原《へぇー、降谷ちゃんは、女医さんかぁ》
松田《その女医さんを探す為に警官になるんだよなぁ〜、ゼロ〜！お前も結構、女好きだなぁ》
松田がムスッとしている降谷の肩に腕を回す。
降谷《そうゆう松田は誰なんだ？》
松田《…お、俺は別に…》
萩原《陣平ちゃんってば、ウチの姉ちゃんに一目惚れしちゃって〜》
松田《ッ、おい！萩原！！》
そんな学生らしい話をしながら歩き、横断歩道の前で信号が変わるのを待つ。
諸伏《萩は初恋相手いるの？》
諸伏がふと訊ねる。
萩原《いやぁ〜、俺は〜》
萩原は目を右往左往させて、はぐらかそうとする。
松田《ひひっ、貰ったぁ！》
萩原《ッ、！あ！陣平ちゃん！！》
松田《萩はなぁ、旅行先で会った幼女が初恋なんだぜ！》
松田が萩原の携帯をいじりながら暴露する。
伊達《幼女…》
松田《あった！これ！》
松田が萩原の携帯の画面を、皆んなに見せる。
そこには、萩原と知らない女の子のツーショットだった。
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blossom(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 終盤が素晴らしすぎます...(:_;) 素晴らしい作品をありがとうございました!! (2022年11月9日 6時) (
レス) @page33 id: 2157140457 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 114話、送ってるじゃなくて、送ってやるです。 (2022年11月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - 明里香さん» 誤字のご指摘ありがとうございます。 (2022年11月2日 22時) (レス) id: c82119363b (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - ここあらてさん» コメント遅くなってすみません！また更新再開しましたので、見ていただけると嬉しいです！ (2022年11月2日 22時) (レス) @page10 id: c82119363b (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 107話、落ちいたじゃなくて、落ち着いたです。 (2022年8月23日 18時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真竜 | 作成日時：2022年6月25日 13時
