前回のおさらい ページ1
私の名前は、AA。
能京高校に通う、ごく普通の隠キャ黒髪眼鏡野郎だ。
私はとにかく人と関わりたくないから、頭のいい大学に行くという3年間の目標を立てたが…。
畦道「オラと来てくれ！」
このハゲによって、阻まれたのだ。
一旦は逃げたものの、優男なふりして仮面の下は腹黒い悪魔に弱みを握られ…
井浦「来てくれるよね？…拒否権なんてねぇから」
カバディ部に入部させられた。
しかし、私は過去の事や家庭の事を抱え、後は高谷さんとかいう人に、思いっきり喧嘩を売ってしまった事から、カバディ部を止めた。
その後は、従兄弟がいるサッカー部のマネージャー…まぁ、雑用をしながら過ごしていた。
しかし、そこでもまた、悪魔の手が忍び寄る。
井浦「久しぶりだな」
悪魔こと、井浦さんに連れて来られたのは、井浦さんの家。
そこで食事や宿題を共にする中で、カバディ部に戻ってこいと言われた。
最初は不釣り合い、私なんかが…と思っていたが……
・
案外、悪魔も悪くない。
そう思い、再度カバディ部に入ることになった。
そして、今は……
・
畦道「A！なんか食いてぇモンとかねぇのか？」
私の歓迎パーティーの買い出し中だ。
井浦さんがいない今、逃げるには絶好のチャンスなのだが…。
A「人見…痛い」
人見「痛くても我慢する！井浦さんから、Aが逃げ出さないように繋いどけって言われたんだから！」
犬か、私は。
でも、人見でよかった。
井浦さんなら、平気でリードとか持ってきそうだ…。
人見「ほらっ、無いの？食べたいもの」
食べたいもの…。
A「…け、ケーキ」
関「いいね！ケーキ！！」
関くんはケーキという言葉に目の奥を輝かせた。
畦道「なら、ケーキ買うべ！もちろん、ホールで！！」
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作者名：真竜 | 作成日時：2021年6月20日 13時
