57▲ Amaenbo Rabbit�□�1.24更新 ページ8
嫌がられるかと思ったが、目を閉じて、銃兎さんはされるがままだ。
何も言わずに、ただ泣くのを必死に我慢しているようだった。
ふと、時計を見ると、そろそろ夕食の時間。
看護師が夕食を持って来てくれる頃だ。
予感が的中したのか、ノック音と看護師の声が聞こえた。
私は返事をし、ドアを開けようとする。
銃兎「ッ、！」
A「…あの、私…」
銃兎「ッ、行かないでください…」
しかし、銃兎さんに抱きつかれて、身動きが取れない。
仕方なく、夕食は廊下に置いてもらう事にした。
A「すぐに戻りますから」
私はそう言い、半端強引に銃兎さんを引き剥がすと、廊下に夕食が乗せてあるキャスター付きの台があったので、それを部屋の中に入れる。
気をきかしたのか、夕食は二人分あった。
A「ほら、今度はすぐ帰ってきたでしょう？」
笑顔で彼の方を向くと、銃兎さんは私に背を向けてベッドに横たわっていた。
A「銃兎さん？」
銃兎「すみません…さっきから、おかしな事言って…」
A「いえ…何かあったなら、私に話してくれませんか」
銃兎「……」
そう言うと、銃兎さんは何も言わず、起き上がる。
そして、ベッドの右側の柵を外すと、隣の私が使っているベッドの方へ行き、左側の柵を外す。
そして、私のベッドを銃兎さんのベッドにピッタリとくっつけた。
お互い、一つ柵を外したためか、大きな一つのベッドになった。
銃兎「Aさん…」
もう一度、ベッドに入った銃兎さんに名前を呼ばれ、私もベッドの中へ入った。
すると、いきなり抱きつかれ、お互いベッドに横になる。
銃兎「今日は…一緒に、寝てください……っ、俺を離さないで…ッ」
銃兎さんは、震える声で言った。
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真竜(プロフ) - 胡瓜しらすさん» コメントありがとうございます！イッキ見してもらえるなんて…！目、疲れませんでしたか（笑）見ていただきありがとうございます！ (2021年9月24日 18時) (
レス) id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - おたくちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とっても嬉しいです！ (2021年9月24日 18時) (レス) @page15 id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - 最初からイッキ見しました！めっっっちゃ最高ですぅぅぅぅぅぅぅ！！！完結おめでとうございます！！ (2021年7月10日 21時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 完結おめでとうございます!!!!!この作品ほんっっっと大好きです！！ (2021年5月4日 11時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真竜 | 作成日時：2021年1月16日 0時
