56▲ Amaenbo Rabbit�、�1.22更新 ページ7
寂雷「脈も安定してますね。これなら、一週間ほどで退院できますよ」
A「本当ですか…！？」
心臓近くを撃たれたとはいえ、一週間で退院出来るとは…。
A「先生のおかげですっ！」
私はそのまま先生に抱きつく。
寂雷「ははっ、Aさん」
先生は「こらこら」と言いながらも、どこか嬉しそうに笑った。
寂雷「そういえば、彼のところに行かなくていいんですか？」
A「彼…っあ！」
寂雷「かなり落ち込んでいたようですし、キスの一つくらいしてみたらどうですか？」
A「っえ！？」
まさか、先生からキスなんて単語が出てくるなんて思いもしなかった。
私は、先生にお礼を言うと、急いで入間さんのところへ向かった。
▼▼▼
病室に帰ると、入間さんはベッドから起き上がり、荒く息をしていた。
A「…入間さん？大丈夫ですか？」
入間さんは、私の方をゆっくり見ると、緊張が解けたように、顔が崩れた。
銃兎「ッ、A、さぁん…」
今にも泣き出しそうな表情をされ、私は慌てて入間さんに駆け寄る。
A「わ、私、遅過ぎました！？」
銃兎「い、いえ…っ…ちが、違うんですっ」
入間さんは私の腕を引っ張ると、私の胸に顔を埋めた。
A「い、入間さん…」
彼の吐息が胸に当たり、なんだかむず痒い。
入間「銃兎、です…」
A「あ、そういえば…」
入間さんとデートした時、今みたいに「銃兎です」って言われたっけ…。
何となく、その場な雰囲気だったから、そのままにしていたけど、本人は割と本気だったらしい。
A「銃兎さん」
私は恐る恐る、彼の頭を撫でた。
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真竜(プロフ) - 胡瓜しらすさん» コメントありがとうございます！イッキ見してもらえるなんて…！目、疲れませんでしたか（笑）見ていただきありがとうございます！ (2021年9月24日 18時) (
レス) id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - おたくちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、とっても嬉しいです！ (2021年9月24日 18時) (レス) @page15 id: 2c8043fe3f (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - 最初からイッキ見しました！めっっっちゃ最高ですぅぅぅぅぅぅぅ！！！完結おめでとうございます！！ (2021年7月10日 21時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - 完結おめでとうございます!!!!!この作品ほんっっっと大好きです！！ (2021年5月4日 11時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真竜 | 作成日時：2021年1月16日 0時
