3＊NOCリスト�� ページ4
ちなみに僕は、コナンくんが工藤新一で、哀ちゃんが宮野志保だという事は知っている。
もちろん向こうも、僕が公安の降谷零だと分かっている。
哀ちゃんと仲良くなるには、まだ少し時間がかかりそうだ。
安室「お待たせしました。アイスコーヒーです」
灰原「ありがとう」
A「……」
ポアロの仕事も終わり、僕はRX-7の運転席に座って、腕時計を眺めていた。
すると、助手席と後部座席のドアがゆっくり開く。
コナン「ごめん、待った？」
安室「いや、大丈夫だ」
灰原「私まで呼び出すって事は……"例の組織"関係かしら」
安室「ああ。とりあえず、ここじゃ人も通るから、場所を変えよう」
・
夜の街。
僕は人気のない、薄暗い駐車場に車を停めた。
降谷「今から話す事は、ここだけの秘密で頼む」
僕は安室透ではなく、降谷零として話を始めた。
2人は何も言わず頷いた。
・
降谷「…NOCリストが、何者かによってコピーされた」
コナン「？！NOCリスト！？NOCリストって、潜入捜査官の一覧が載ってるっ」
哀「…っ、以前、キュラソーが見たものと同じファイルなの？」
降谷「あぁ。でもあの時は、君たちがキュラソーを装って、ジンに偽のメールを送ってくれた。キュラソー自身も、組織を裏切ってくれたおかげで、僕たち潜入捜査官の疑いは晴れた」
僕は息を整え、自身を落ち着かせるように、また息を吸う。
降谷「でも、今回はUSBによるコピー…。内容を変えれば、それはデータとして残る」
コナン「つまり……前のように、偽装が出来ない、って事だよね…？」
降谷「組織の奴らが、わざわざ書き換えるメリットもない。これが奴らの手に渡れば、僕が消されるのは時間の問題だ」
哀「ちょっと待って」
先程まで黙っていた哀ちゃんが声を上げた。
哀「それと、私たちは何の関係があるの？確かに、NOCリストが奪われたのは致命的だけど……私たちは、そのリストに載ってない」
コナン「でも、安室さんと関わっている人間が、何かしらの事件に巻き込まれる可能性もあるだろ？」
降谷「……確かにそうだ。君たちは直接関係のない話。でも……」
僕は少しばかり震える手を、慌てて握った。
降谷「パソコンのメモに……コナンくん、
・
君の名前があった」
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真竜(プロフ) - 青澄＊aosumiさん» 青澄さん、コメントありがとうございます！これからも、更新楽しみにしてくださると嬉しいです！ (2022年5月5日 20時) (
レス) id: c82119363b (このIDを非表示/違反報告)
青澄＊aosumi(プロフ) - めちゃめちゃおもしろい！楽しみにまっています(*^^*) (2022年5月3日 10時) (レス) @page20 id: e0d9ff93bf (このIDを非表示/違反報告)
真竜(プロフ) - アリスさん» アリスさん、コメントありがとうございます！これからも頑張って更新していきます！！ (2022年4月23日 23時) (レス) @page1 id: c82119363b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とても面白いです！高評価が1回しか押せないのが悲しい... (2022年4月23日 19時) (レス) @page7 id: 99e1269188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真竜 | 作成日時：2022年4月22日 22時
