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狐が肆匹 ページ6

〜ポートマフィアに向かう途中〜

中原Side

帰りの車の中、運転は知ってる人は知っているだろう。
太宰には任せてはいけないことを。
よって、俺が何時も通り運転している訳なんだが……

太「ねえねえ、濡羽ちゃん。私としんじゅ『致しませんよ。』意外とばっさり言うね…」
中「ざまぁWWW」
『お二人は仲がよろしいのですね?』
太/中「「良くない!!/良くねえ!!」」

まあ、ずっとこんな感じで太宰が不知火を口説き、其れを断られの繰り返し。

……こんなの耐えられるか?

『お二人は今幾つなのですか?』
太「ひじょ〜〜〜〜〜に嫌だけど此奴も私も今19だよ。全く、まさか蛞蝓と同い年とはね。」
中「俺だって嫌だよてめぇと同じなんざ。ていうかそういう不知火は幾つなんだ?」
『200です。』
太/中「「ん?」」
『200です。あ、人間でいう20歳くらいだと思ってくれれば…ん?お二人ともどうしました?』
中「いや、に、200?」
『私をとらえたということは、私が妖だということも知っているのかと。』
太「妖…?そんなの本当にいるのかい?」
『いなかったら私は存在していませんよ。』
中「んな証拠どこにもねぇだろ。」
『では。』

そういった瞬間、不知火の周りに煙が発生。
俺は急いで車を止める。
割とすぐに煙は消え、太宰の隣に座っていたはずの不知火は消え、そこにいたのは……

【これで証明出来ましたか?】

黒い狐だった。しかもその狐は九本の尻尾を持ち、俺の頭に直接話しかけてきた。

太「これは……。本物のようだね。」

太宰が触っても其れは消えず、元にも戻らなかった。

【この姿の場合、普通に話すことが出来なくなるのでテレパシーで話しかけていますが、頭痛などはありませんか?】

太「これと言って特に異常は無いよ。しかしすごいね。まさか生きているうちにこんな物に出会えるとは。」
中「しかし首領も変なものほしがったな。まさか見た目じゃねえよな…?」
太「いや中也、あの人のことだ。其れもあるだろうね。」

太/中「「はぁ……。」」
【???】

こりゃ帰ったとき覚悟しとかなきゃなんねぇか……?

その後、不知火に名前で呼んでいいといわれ名前で呼ぶことにし、ちゃんと元の姿に戻ってもらった。

作者より→←狐が参匹



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:一縷 | 作成日時:2016年5月8日 8時

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