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No.1 ページ1
私、霞ヶ丘Aは、景信山で産まれ、両親にも、幼なじみにも恵まれ、幸せに過ごしていた。
ーーーーーーーーーーーーー11歳の夏までは。
A「お母さん!お父さん!嫌!お願い!死なないで!」
突然、家に入ってきた鬼。一瞬で両親を奪われた。私はあの時何も出来なかった。ただ、殺気に満ちた目で鬼を見つめていた。
鬼「さぁ、残るは嬢ちゃん、お前だけだ。」
先程まで殺気に満ちていた目が恐怖に染まる。私は、『死にたくない』と思いながら走った。震える足でずっと、ずっと走り続けた。その先に崖があることも気付かずに。
A!!
鬼「死んだな」
私は崖の底へと真っ逆さまに落ちていった。幸い、木の大きな枝に引っ掛かって助かった。
さて、何とかして上まで登らなければ。
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作者名:とろろ昆布 | 作成日時:2020年1月21日 20時