ただの隣の部屋のお兄さん…じゃない！？【橙】

続き ページ9

ﾄﾞﾀﾝ……ﾊﾞﾀﾝ


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」


胸がドキドキしてる…最近ずっとこんなんだな…それより、なんとなく逃げてきてしまった……


どうしよう…謝りに行ったほうがいいよね？いやーー、でも気まずい！


いやいや、私が１００%悪いんだから行かないと


ためらいがちにインターフォンを押した


ｶﾞﾁｬ


『、、！Aちゃん、！さっきはごm』


「すみませんでした、！！！…お兄さんは助けてくれようとしていたのに…」


『全然ええねん。俺も…現役学生になにしとんねん。』


と、お兄さんは自分の頬を叩いた


『それより、トイレ！まにあったか？』


急に真剣な顔をして聞いてきたので思わず笑ってしまった


ーーーーーーーーー
ジェルside


「ふふふっっあはははww」


、！笑顔、かわええな


ﾊｯ あかんあかん、なにを考えとるんや俺は


『そんな笑わんでもええやんww』


あのことを言うなら今がチャンスやな


『Aちゃん、？ちょっとええか？』


「はい、？」


ーーーーーーーーー
Aside


お兄さんから大事な話があるらしい……なんだろう


『あのな、単刀直入に言うわ。
俺、実は、、、「ジェル」やねん』



………………………………は？え？うん？


『だーかーらー！「ジェル」やねん！』


……まーじかっ！ってふざけてる場合じゃないか………え？私は何て言えば？


「…すごい……ですね(？)」


『あれ？Aちゃん、俺の推しじゃなかったっけ？』


いやそうですけど！！！まさか隣の部屋の人が推しだったなんて、、、


あー、ヤバい頭が……


「あーー、っと、１回帰って寝てもいいですか？夢の可能性があるので、」


『えぇ！？ちょっとAちゃーん？夢やないで！？』


そんな声をバックにまた逃げてしまった

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