ただの隣の部屋のお兄さん…じゃない！？【橙】

２７日目　デート ページ34

ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ


朝から心臓は鳴りっぱなし！


なんかジェルさんから、結構歩くかもってL○NEがきたんだよねー


まあ…おしゃれしたいし……？靴でいこうとはならなかった


ｶﾞﾁｬ


ドアを開けると、いつもの優しい笑顔のジェルさんがいた


「すいません……待ちましたか？」


『ううんぜーんぜん待ってへんで！ほな、はよいこっ！』


そういってジェルさんは私の手をとって、走り出した


マンションの入り口まで来たとき、ジェルさんが急に振り返って


『っ……！ごめんなぁ！急に走ったりして……』


「いいんですよ！……ほら置いてっちゃいますよ、？w」


『A〜〜！待ってやぁ〜！w』


ほんとはこういう経験初めてだから嬉しかった…なんて言えない


ジェルさんに赤くなった顔を見られたくなかったから、冷ますために一人で走った


『はぁはぁ……A……なかなか走ったな……！』


いかん！途中からジェルさんのこと忘れて走ってた、！


「ご、ごめんなさい……それよりカフェってここのことですか？」


『そやでー！Aが気に入ってくれるとええんやけど！』


ｶﾗﾝｺﾛﾝ


？『いらっしゃいませ〜！何名様ですかぁ？』


『えっ！？るぅ……！？』


るぅ……？？友達かな？


「ジェルさんのお友達……ですか？」


『あぁ……おん！最近会ったばっかやけど、超仲ええで』


あれ？この人どっかで……？


「もしかして、苺カフェの店員さんですか？」


前、さとみくんと行ったとき、声かわいいなーって覚えてたんだよね


る『そうですそうです！ここでもバイトしてて……あっあの席でいいですか？……ではごゆっくり……！』


『ちょっるぅちゃん！？((ｺｿｺｿｺｿｺｿ』


るぅとさん(？)が厨房に戻ろうとしたとき、ジェルさんが声をかけた


内容は聞こえなかったけど、まあ男の事情ってもんがあるのだろう！


『ごめんなー……邪魔せんといて、とは言ったからな！』


邪魔……？邪魔！？えっ！？邪魔しないでって言ったんですか！？


だめだ……ジェルさんが天然で自分の発言に気付いてない……やっぱ幻聴か……


『……じゃあ俺、このモンブランにしようかな？Aは？』


「あっじゃあ私はこのショートケーキで」


『えぇー俺もショートケーキ食べたかったんやけど！！……シェアしたいな』


「！？いいですよ！？」


『あれ、？聞こえとったん！？え、あ、え、シェア……』


あれ、自分から言ってたよねこの方？w

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