ただの隣の部屋のお兄さん…じゃない！？【橙】

１５日目 ページ24

今日は！学校が休みなので、ジェルさん家に遊びに行きたいと思います……！！ﾄﾞｷﾄﾞｷ


ってまぁ、ただ単に会いたいだけなんだけどさ！！


あっそうそう！気づいた方もいらっしゃいますかね、？実は私、７日間連続！！
学校に行ってました〜！Foooo！！w やっぱ変な学校だなぁー←


だからね！けっこう、休みがあんだなこれが。遠井ちゃんともお泊まり会することになったし、楽しみです！


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


『Aちゃん！どうぞ、入ってや〜』


なんかいつもよりジェルさん軽くない？？ちゃん付けだし……


「ごめんない。編集とかで忙しいのに……」


『いや、大丈夫や！いっそ遠井さんシリーズに出てもらおうかと思っとるww』


「え〜wwジェルさんの婚約者役ならいいですよww」


わざとそう言ってみた。いつもだと、だといいなーとか、じゃあお願いするわ！とかで返されるから
……ジェルさんに、もう少し期待したかった


『じゃあ頼まん！！Aちゃんも嫌やろ？』


言葉が出なかった。


「あっすみません。今日、遠井ちゃんと会う約束がありました……！…編集頑張ってください！！」


ほんとは会う約束なんてない。


『そっか！じゃあまた今度な！楽しんできー』


ーーーーーーーーー
ジェルside


Aが急にジェルさんの婚約者役なら遠井さんシリーズに出る、と言った


正直俺はめっちゃ驚いたが、


Aには彼氏がいるから……しかもけっこうイケメンで俺には一生、かないそうにない


じゃあ頼まへんよな……まぁ冗談やったけど、彼氏に悪いし、


俺らって「ただのお隣さん」やから。そこの壁を越えてはいけん、と思った


すると、Aは用事があるようで帰っていこうとした


『……ちょっと待ってや！……すごく言いにくいんやけど、これからAを俺の家に入れるのを少し制限しようと思う。……理由は知っての通り、俺が配信者やから。
もしかしたら、いつか、俺のリスナーが押し掛けてくるかもしれん。そん時にAを、あんまり巻き込みたくないんや、！！……………俺の気持ち、分かってくれるか、？』


俺もこんなことしとうないけどな…


Aは元気なく、ｺｸｯと頷いた


『その代わりといっちゃなんやけど、！！L○NE交換せぇへん？』


ダメならダメでいいんやけどな、と思っていたら


「ぜ、ぜひっお願いします！」


Aの顔に明るさが戻った


……なあ、A、？なんでそんな思わせ振りなことするん、、、？

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