ただの隣の部屋のお兄さん…じゃない！？【橙】

２日目 ページ2

「…んぅ…ここどこだ…？」


昨日の記憶がよみがえる


あそっか新しい家かー…


いつもはにぎやかだったので、急に寂しく感じた


「ぼっちだもんな〜wまだ友達もいないし」


学校はまだ始まらないから、自分なりに予定をたてることにした


「明後日は東京の気になってたカフェいくでしょ―…あぁでもその前に家の片付けしないと！」


よいしょ、と片付けを始める


「あおいの片付ける分も残しておかないとねー！w」


これでよしっ！ジェルくんの人形の頭をポンポンしながら暇だな、と感じた その時


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ


げっお母さん…恐る恐る電話にでた


「もしもーし…」


『A？元気？』


「はﾊﾊﾊ キノウブリダケドネー」


もう！過保護なんだから


『それはそうとAお隣さんに挨拶しにいったの？』


そういえば昨日、お母さんに何か渡されたような？


ｶﾞｻｺﾞｿ「これ渡しにいけばいいの？」


あっ！私が大事にしてた苺柄の袋じゃん！
…中に何が入ってるんだろ


『そうよ。今日中に行きなさいよ。』


「はいはーい！分かった分かった。うんじゃあねー」


前言撤回！…やっぱ静かな方がいいかも


よ〜し！着替えたら行ったるか！！

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