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Aside
神様はひどい人だ。
なんで、私の体から耳を奪ったの。
今までは普通に出来ていたことができない自分にイライラする。
そして、無音の世界は孤独でつまらない。
雨が降る音。
風が吹く音。
水が流れる音。
人の話声。
歌。
好きな人の声。
家族の笑い声。
…何もかも聞こえないんだ。
いっその事この世界から音が消えればいいのに。
私なんか生きてる意味…あるのかな。
毎日そんなことを思っていた。
でもね、何かわからないけど君には音が溢れ出てて、耳が聞こえなくっても何かが私の頭の中でなっていた。
君が、生きる意味を教えてくれた。
キラキラとステージの上で舞っているきみは、誰よりも輝いていて、誰よりも想いが伝わってきた。
そんな、君と出会うのはもう少しあとだけどね
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作者名：おにぎり | 作成日時：2017年6月28日 22時
