宮侑3 ページ37
さっきまでソファの上で使っていたAの携帯の振動だった。背中まで寝巻きを捲り上げたのに、Aは携帯を取って誰からなのか確認してしまったので、また元通り。俺は少し不機嫌になって聞いた。
「…誰から？」
『ごめん、ママから…なんだろ…』
出ようか迷っていたが、何か緊急なことがあったのかもと通話を押した。俺はその間もAにくっついて早く続きをしたくてうずうず。おかんと早く電話切って。Aの胸に顔をぐりぐり擦りつけた。
『もしもし？……うん……え…ぇえ！？…じゃあ今から行くしかないじゃん！』
え、行くとか言った？
Aは電話を切ったので、すかさず聞く。
「A、今行くって言うたよね？…え、行かんよね？」
『ごめん侑…ママが今日出掛けてたんだけど、鍵落として家入れないって言ってて…鍵屋さんも閉まってて…パパも出張中だし…私行かなきゃ…ホントごめん』
こんな今まさにヤろうとしている時に帰る！？
Aが俺の上からどこうとするところをガシっと抱いてる腕を強めて止めた。どうにか行かせたくない。
「行かんといてや…俺、Aとすっごいシたいねん…今日の朝からもうやる気マンマンやったのに」
『ごめん……私も侑とシたかったけど…ママのバカ』
Aもギューっとくっついてくれたけど、それもまた逆効果で離したくない。
「いややー！行かせたくない！！無理やー！」
おかんしっかりしてくれー！！と心の中で叫ぶ。そして、俺はハッと気がついてAに話す。
「したら、鍵渡したら戻ってきたらええやん」
『……電車あるかな…』
「タクシーの金出したるし！」
『それじゃあ…そうしようかな』
やったー！世の中にタクシーがいて感謝。Aは俺から降りて着替えてから、じゃあ、また後でねと笑って出て行く姿を見送った。
2回もお預けされたけど、俺は焦らされた方が燃える。ゴムが足りなさそうなのでコンビニでも行くか。
ーーーーーー
なんか長くなった割にあんまり我慢してない笑 この後やるし笑 侑の続き書きたくなる。
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フラムボン(プロフ) - aikaさん» aikaさん！いえ！全然です！むしろこちらこそすいません…甘激甘のリクエストが結構あるので、こっちは気が向いたら書くって感じになっちゃってるんです…でもこっちも書くの楽しいので、ちょこちょこと書きます！ (2020年11月3日 22時) (
レス) id: 2a3fd311ae (このIDを非表示/違反報告)
aika - あぁ~~~~~~五色君ありがとうございます! そうなんですね...すみません... (2020年11月2日 21時) (レス) id: fbbbb25eae (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - aikaさん» aikaさん！実は今リクエスト受け付けていないんです…ですが、なんとちょうど白鳥沢シリーズの五色を書いててあげました笑 どうぞ！ (2020年10月26日 7時) (レス) id: 2a3fd311ae (このIDを非表示/違反報告)
aika - リクエストです！五色くんお願いします！ (2020年10月25日 16時) (レス) id: fbbbb25eae (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 強者であれさん» 強者であれさん！五色はつとむって呼ばれてましたね… 読み込めてなかった自分が憎い…クソっ！教えていただきありがとうございます！そういうの感謝感謝です！！ (2020年10月21日 14時) (レス) id: 2a3fd311ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2020年8月7日 9時
