孤爪の場合… ページ31
研磨クロと幼馴染
恋人
ーーーーー
『研磨これ見てるの？』
「…なにが？」
俺は敵を倒すことに夢中でAの方を見ずに答えた。
『コレコレ』
コレコレうるさいので一瞬振り返った。
後ろのベッドの上で寝っ転がりながらAが持ってる物。
女の人が写ってるDVD。裸の。
コントローラーを投げ捨てて、勢いよくAが持っている物を取り上げた。
「…！！ちょっと！…っこれはクロが置いてったやつだし…」
クロが置いてったというより、これやるといって貰ったやつだけど。
『へぇー？2人で観賞会でもしたの？』
「2人でなんて見るわけない……あ、」
Aにハメられた。2人で見ないってことは1人で見てるってことを言ってるようなもの。
ほらー、といった顔をされた。
男は生物学的上出さないといけない。俺もムラムラしたらAと毎回やるわけにもいかないし。
『研磨なんてー、えろゲーでもしてればいいよー』
不機嫌そうにうつ伏せになってスマホ見始めた。
確かに俺はそういう物を持ってそうに見えないってのは自分でもよくわかる。
俺がベッドに座ると、Aは端っこに体育座りをして逃げた。俺は構わず隣にまた移動する。
「俺が持ってるのそんな嫌？」
『研磨が…他の女の人の身体見て興奮するの…ヤダ』
それって…
「嫉妬…？」
Aがアダルトなビデオに嫉妬して怒ってるとは。あんまり嫉妬しないAが嫉妬。しかもビデオに。
俺は思わず笑いそうになった。
「…Aってそういうところ可愛いよね」
『…バカにしてるんですか』
「素直に可愛いなって思ったの」
Aはまだプンプンしてる。俺と目があってプイッと横向いた。
これは恋愛感情とかじゃなくて、処理に使うやつなんだけど…でも、それでも嫉妬してくるAが可愛いく思えた。
「…男はそれはそれって感じなんだよ」
『意味わからん…』
「ってか、それだって2、3回ぐらいしか見てないから」
『やっぱ見たんじゃん！』
あ、口が滑った。
『私という存在がいるのにー…あー…研磨も結局そういう男…』
膝の上におでこをつけて、あーあー言ってる。
…Aって自分で何言ってるのかわかってんのかな。
それって自分が俺のムラムラ抑えますって言ってるようなもんだけど。イコールそれ。
Aがあまりにも落ち込んでいるので、耳元で言ってやった。
「…そんなビデオより、俺はAとシてる時思い出してする方がよっぽど興奮してるけど…？」
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フラムボン(プロフ) - aikaさん» aikaさん！いえ！全然です！むしろこちらこそすいません…甘激甘のリクエストが結構あるので、こっちは気が向いたら書くって感じになっちゃってるんです…でもこっちも書くの楽しいので、ちょこちょこと書きます！ (2020年11月3日 22時) (
レス) id: 2a3fd311ae (このIDを非表示/違反報告)
aika - あぁ~~~~~~五色君ありがとうございます! そうなんですね...すみません... (2020年11月2日 21時) (レス) id: fbbbb25eae (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - aikaさん» aikaさん！実は今リクエスト受け付けていないんです…ですが、なんとちょうど白鳥沢シリーズの五色を書いててあげました笑 どうぞ！ (2020年10月26日 7時) (レス) id: 2a3fd311ae (このIDを非表示/違反報告)
aika - リクエストです！五色くんお願いします！ (2020年10月25日 16時) (レス) id: fbbbb25eae (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 強者であれさん» 強者であれさん！五色はつとむって呼ばれてましたね… 読み込めてなかった自分が憎い…クソっ！教えていただきありがとうございます！そういうの感謝感謝です！！ (2020年10月21日 14時) (レス) id: 2a3fd311ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2020年8月7日 9時
