宮侑2 ページ8
「お前……近いねん、アイツと」
『私の質問に答えてないんやけど…』
「今日は早く部活終わって帰ってたら、Aが委員会あるとか言っとったの思い出して、ちょっと一回戻ってみるかと思ったらお前が男と来たわけや」
私を迎えに来てくれようとしてくれていたわけだった。
「お前…アイツと仲良く相合傘しやがってなんなん？」
ブツブツ文句を言ってる侑を見て、私はある言葉を言いたくて仕方なくなった。
『……侑…それ嫉妬してくれてるんよね？』
「はっ！？嫉妬なんぞするっ………っ…そうや！嫉妬や！俺は嫉妬しとる！！」
1回否定したが、すぐ肯定し始めた。
ほんのり顔を赤くしてプンプンしている侑を見ると顔がニヤけた。
『…可愛い…侑くん』
「男に可愛いとか言うなや！」
『可愛い可愛い侑くん可愛い』
「やめろや！」
嫉妬してくれている侑を初めて見たので私はとことんからかった。
すると、いきなり私をギロリと睨んできた。
「ほんま、ちょっとお前…いいかげんにせぇ」
『……すんません……』
上から睨まれて私はからかうのをやめた。
侑はぐっと手を引っ張りズンズン家まで歩き、侑の部屋に連れて来られた。
「A…昨日なんか俺にしてほしことあるって言っとったよな？」
黒い笑みを浮かべてジリジリと近寄ってきた。
それは私が見せた雑誌のことを言っていると気づいた。
『…でも、侑そうゆうのやらんて……』
近づいてくる侑に対して下がりはじめた。
「気ぃ変わった」
壁に辿り着いてしまい、侑が後ろの壁に手をついた。私は少し怯えた。
いつもより目線が近いので、知らぬ間に呼吸が上がった。侑は私の耳に近づいて囁いてきた。
「……そんな顔しとっても俺にそそられるだけやで…」
片方はヒジを壁にして、もう片方の手で頬っぺたから耳にかけて覆われて、私の股の間に侑の片方の足が入ってきた。
おでこ同士をつけられて、至近距離で目が合った。
「こんな感じしてほしかったんやろ？…あとはなんやっけ？」
小声で話す侑の息が私の唇にかかり、下に目線をおくってしまった。
私が何も話さないので侑は目を瞑り、鼻を横に擦り寄せて囁いてきた。
「…A…何してほしいか……言えや」
身体がゾクっとして腰が抜けそうになった。
『…そのまま……キスして…』
肩で息をしながら火照った顔をして侑に言うと、顔を離されて顎を上に上げられた。
「……苦しくなったら…無理やり俺を引き剥がしてな…止まれへんくなるから」
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Haruka - 及川さん最高です(ToT) (2019年11月13日 22時) (
レス) id: 1ad77a8eb8 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 黒尾君で激甘みたいです！ (2019年11月10日 15時) (レス) id: d42e461cc9 (このIDを非表示/違反報告)
魅亜羅 - フラムボンさん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 19時) (レス) id: 7f6a3fafca (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 魅亜羅さん！ツッキーきたー！今からハァハァしちゃいますよ笑 よーし！やります！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 塩レモンさん！くにみん自分で書いててかっこよ死しました…はなぢ また何かリクあったら言ってくださーい！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年10月13日 20時
