孤.爪研磨 [息をするより] ページ39
幼馴染設定 お互い好きなのか…？
ーーーーーーーーー
『んぐ、んぐ、……美味い』
「……」
『もいっこ食べよー』
隣の研磨はテレビゲームをしながら食べていた。
タネを出してから、敵を倒すのに必死でヘタを置くのを忘れて口で咥えていた。
私はもう何個目かわからない。
研磨のお母さんがたくさんさくらんぼを出してくれて、美味しいから止まらなかった。
ちょっと眉間に皺を寄せて真剣な表情でゲームをしている研磨より格段に食べている。
『研磨食べないのー？』
「……うん…」
研磨はヘタを口の中に入れてモゴモゴし始めた。
目の前の画面に集中しながら無意識に何かをしている。
私は画面の中で戦っている研磨を見守った。
ーーーー……あ、倒した
研磨はため息を大きくついた。
そして、口の中から結ばれたヘタをプっと出してゴミ箱に捨てた。
ーーーーん！？！？…研磨…ヘタ結んでた…すごっ
背伸びをしてから、トイレ…といって部屋を出た。
研磨はゲームに集中しながら無意識に結んでいたのか。
私もチャレンジしたことはあったが、結ぶことに集中してやっと少し結べた。
しかも、さくらんぼのヘタを結べるのはキスが上手いらしい……と何処かで聞いたことがある。
無意識に結ぶのをやってのけた研磨はもしそれだけに集中したら…と考えてしまった。
ーーーーということは……研磨はキスがべらぼうに上手ということ……！？
私は1人で幼馴染のキスシーンを想像してポッポしていた。
ガチャっと音がして、研磨はなぜかラップを持って帰ってきた。
「A…まだ食べる？」
『あー……もう大丈夫かな』
「こんなに食べないからラップかけようと思って」
さっきの位置に座り、ラップをビッとさくらんぼの上にかけた。
私は研磨がここにいない間に変な想像をしていたので、研磨を横からチラッとしか見れない。
唇に目がいってしまう。
ーーーー本当にキス上手いのかな………
私の目線に気づいて、こっちを見た。
「……なに」
モジモジしながら私は答えた。
『なんさぁ…、さくらんぼのヘタ結べるのって……キス上手らしー……』
「へぇー」
私は幼馴染に引かれるかもと思いつつ、今の気持ちを言った。
『本当にそうか…ちょっとだけ……してほしいなー…なーんて…………』
私は研磨がどんな反応をしてくるのか待った。
研磨は表情を変えずに喋り始めた。
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Haruka - 及川さん最高です(ToT) (2019年11月13日 22時) (
レス) id: 1ad77a8eb8 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 黒尾君で激甘みたいです！ (2019年11月10日 15時) (レス) id: d42e461cc9 (このIDを非表示/違反報告)
魅亜羅 - フラムボンさん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 19時) (レス) id: 7f6a3fafca (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 魅亜羅さん！ツッキーきたー！今からハァハァしちゃいますよ笑 よーし！やります！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 塩レモンさん！くにみん自分で書いててかっこよ死しました…はなぢ また何かリクあったら言ってくださーい！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年10月13日 20時
