瀬.見英太 [想い慕う] ページ35
幼馴染設定
ーーーーーーーーーー
「おーい、Aー、行くぞー」
私は家の外から聞こえる英太の声を聞いて急いで外に出た。
英太は自転車に跨ってどうぞ、と言ってきた。
『え！？自転車！？』
「そそ、その方が早いからな」
今日は隣の街でお祭り的なものがあると聞いて、行こうということになった。
そこに行くまで電車を使うまでは行かなくて、徒歩だと少し遠かった。
私乗るのははちょっと嫌だった。
だって英太に重い！と言われると思ったので。
私が乗る素ぶりを見せなかったので、英太が早くしろと言ってきた。
ーーーー……えー、やだなー……
でもこのままだと英太に怒られそうだったので、英太の後ろに跨った。
「お前乗るの遅ぇよ、重いとか言わねーし」
お見通し。
私はツーンと顔を横にして何も言わなかった。
「……はいはい、じゃあ落ちるなよー」
グっと後ろに持っていかれそうになったので、慌てて英太の服を掴んだ。
グングン前に進み景色が変わっていく。
風が気持ちよくて、目を閉じた。
「今日天気いいなー、チャリ日和だわ」
『チャリ日和とか笑』
英太とは学校も違う。
寮にいるから、会えるとなるとまとまった休みに帰ってくる時ぐらい。
今回はよくわからないが帰ってきていた。
でも、連絡は取り合っていた。
会えない分想いは強くなるというのは本当だ。
ただの幼馴染の奴だったのに、1回男の人と意識してしまうとどんどん気持ちが止まらなくなった。
今だって普通に後ろに乗ってますけど、久しぶりに会ったら英太がかっこよく見えて心臓バクバク。
ーーーー…英太……学校に好きな子とかいるのかな…
私より大きな背中を見ながら、私の儚い想いは一生通じないんだろうなと過ぎ行く景色を見ながら考えた。
隣町のお祭りに着いて、自転車を降りた。
あんだけ乗るのを渋っていたのに降りるとなると、なんだか寂しくなった。
街全体がお祭りな感じになっていたので、2人でフラフラと歩き回る。
私はお店の前で出店で売ってる焼き鳥を食べたいと英太に伝えた。
「Aは焼き鳥好きだよなー、まぁ美味いけど」
英太は焼き鳥屋のおっちゃんにアレコレ注文した。
「そしたらコレおまけだ！彼女ちゃんと仲良く分けな！」
おっちゃんに頼んでいない焼き鳥も渡された。
私は彼女と言われ、テンパった。
『え！！か、彼女ではないですが！！』
「…お、おー！そうかそうか！」
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Haruka - 及川さん最高です(ToT) (2019年11月13日 22時) (
レス) id: 1ad77a8eb8 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 黒尾君で激甘みたいです！ (2019年11月10日 15時) (レス) id: d42e461cc9 (このIDを非表示/違反報告)
魅亜羅 - フラムボンさん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 19時) (レス) id: 7f6a3fafca (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 魅亜羅さん！ツッキーきたー！今からハァハァしちゃいますよ笑 よーし！やります！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 塩レモンさん！くにみん自分で書いててかっこよ死しました…はなぢ また何かリクあったら言ってくださーい！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年10月13日 20時
