白布と川西2 ページ42
近くの薬局に着いた。
白「マジで買うのかよ」
川「マジマジ、大マジ」
溜め息を大きくついた白布の背中を押して店に入った。
いらっしゃいませーと女の人の声がした。
俺は白布の前を歩き、それを見つけて立ち止まった。
川「ほら、選べ」
白 「ほらっつったって……わかんねぇよ……」
ーーーー白布って意外とこうゆうのシャイなんだ……
モゴモゴしてちゃんとそれらを見ようとしない白布を見て新しい白布を見つけた気がした。
俺は自分が使ったことのあるやつを説明してやった。
白布はふーん、と顔を赤くしながらも満更でもない顔で箱を手にとって見ていた。
そんな白布を横目で見たクスっとなった。
ーーーーククッ…なんかイジリたくなっちゃうわ
でもそんなことしたら一生白布が話してくれなさそうなので、やめておいた。
白「……じゃーこれにしとくわ」
川「おー、じゃあレジ行ってこい」
白布が選んだのは、俺が1番勧めたやつだった。
2人でレジに向かい、俺は近くで待つことにした。
レジは2人客が並んでいた。
白布はキョロキョロとして、俺を探しているようだったので手を挙げてここだとわからせた。
ーーーーアイツ……大丈夫か？
心配しながらレジの女の人に渡している白布を見ていた。
ちゃんとお金払って、おつりもらって……こっちに来た。
川「おい！袋！忘れてる！」
白布はハッ！として回れ右して袋を受け取っていた。
川「おつかれ……ってか……プッ……忘れんなよ」
思わず笑ってしまった。そこまで緊張していたのか。
白「うるせっ！！初めて買ったんだからそうもんだろっ！」
赤い顔をして、耳まで赤くなって俺に言い返してきた。
川「まぁまぁ、とりあえず買えたからあとはAちゃんとするだけよ」
俺は白布の肩をポンと叩いた。
それが難しいんだ！！！とまだ店内なのに大声を出した白布に、他の客が注目してしまったので、急いで外へ出た。
ーーーーーーーー
照れる白布カワユスー！！彼女ちゃんと無事にできることを願ってますわ！！
川西はこうゆう時お兄ちゃん感でるね。いい！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 832人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ワイトプール(プロフ) - 今更だけどゴムって何に使うんスカ？ (2022年7月1日 12時) (
レス) id: ab8b305f5a (このIDを非表示/違反報告)
なるまみ - 見てるこっちが恥ずかしくなってきた//// (2020年8月5日 16時) (レス) id: 7898e05539 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - 続編おめでとうございます！もし、良かったら宮兄弟と角名君が一緒に買いに行っているのを書いてほしいです。リクエストばかりすみません。最近、私の周りで風邪をひく子が増えています。フラムボンさんも風邪をひかないように気をつけてくださいね。 (2019年10月24日 21時) (レス) id: 910b625020 (このIDを非表示/違反報告)
sally(プロフ) - フラムボンさん» ありがとうございます！！待ってます！！ (2019年10月24日 20時) (レス) id: e30a41127b (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - sallyさん！瀬見さんのゴム……私も気になります笑 どうなったのか向こうでやりますねー！！ (2019年10月24日 12時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年10月7日 10時
