[HQ]それの手に入れ方[短編集]

西谷の場合… ページ24

女子の制服が可愛いからという理由でこの学校を選んだ…そして、その可愛い制服を着ている可愛い彼女ができた………こうなったら、もうやることは1つ……！！！


「俺はっ！！！ゴムを！！今日！！買う！！！！」


「ノヤっさん！！やっぱアンタかっこいいぜ！！」


部活終わりに、俺は上半身裸で床にある台に足を片方乗せて力強く宣言した。

緑「……そんな大声で宣言すんなよ」

西「いや！！そーしねーと怖気付く！！」

日「ノヤっさーん！！買ったらどうだったか教えてください！」

西「おー！！○陽！！明日楽しみにしてろ！」

月「………買えなかったりして……」

西「おいっ！！！月島！！お前なんか言ったか！！」


そんなこんなで俺は学ランのままじゃヤベーと思い、一旦家に帰ってからチャリで薬局へ来た。




お店に入った。


「いらっしゃいませー」



目的地へ歩いていき立ち止まった。

上から眺めて、色々な種類の多さに驚いた。



ーーーースガさん情報だと……あ、コイツか



この前スガさんに教えてもらったやつを探し出した
。
俺はいい先輩を持った…

ズンズンとその箱だけ握りしめて歩き出した。




「西谷？？」


突然名前を呼ばれて振り向いたら、中学の同級生(女子)に話しかけられた。



ーーーーなぜ！！このタイミング！！！！！



「…ぉ、おー！久しぶりだな！元気か？」

「元気元気ー！西谷は相変わらずバレーしてるの？」

「あったりまえだ！やってるっつーの！」


俺は手に持っていた箱を身体の後ろに隠した。

ーーーー…くっ…！！早くこの状況から脱しなければっ……！！Aとやるために、ゴムを買うというミッションをクリアしなきゃなんねーのに…！！！



マジで困った…別に他のタイミングなら全然話しをしようと思うが、今ではない。


「–––––でさー、…あ、ごめんお会計行くところだったんだよね？引き止めちゃってごめんね！！」


俺があまり受け答えしなかったせいか、女友達は気づいてくれて解放された。じゃあまたね！といって向こうへ行った。




ーーーー早く！！レジへ！！


トンっと置いて、パッとお金を出して、サッと袋を貰って外に出た。






自転車置き場について、ため息をついた。






スガさん…友達に会った時の対処法あったら教えてほしいっす……

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ノヤっさんは田中と同じで勢いが大事笑 明日武勇伝のように日向に話すんだろうなぁ…笑 でも買う姿勢が男前過ぎてかっこいい！

天童の場合…→←木葉の場合…

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