[HQ]それの手に入れ方[短編集]

灰羽の場合… ページ15

明日、Aがうちにくることになってしまった…

ということは、そうゆうことになるかもしれない…

準備しないと！！！




絶対誰にもバレないように…





ラングラスをかけてキョロキョロしながら薬局に入った。

そこにあるのはもう知っている。

棚の前に来た。

右、左…そしてまた右を見て知り合いがいないか確認した。

○○○さんに買うならコレにしとけって言われたそれを探す。


ーーーー……コレだ！！



レジへ急いだ。

やべ、女性店員なのか確認するの忘れた。

女性店員だけだった。

一回それを棚に戻しに行った。


でも、男性店員がいたはず…少し待ってみよう。

ウロウロ…






ーーーーお！男性店員が戻った！


またそれを取り、すかさず男性店員の方のレジに行く。


ピッピと会計してる時間さえもどかしい。

早くくれ。

無事に会計も終わり、すぐ薬局へ出た。






知り合いに会わなくてよかったー。





––––––––––


「レーヴォチカ？ちょっといい？」

「なにー？」

姉に呼ばれて振り向いた。

「…お姉ちゃんから言うのもあれなんだけど…買うときはあまり目立たないようにしないと」

ーーーー……ん？買うとき？

「あなたは背が大きいから…ハーフだし…それでサングラスなんてしたら余計に目立つわ」

ーーーー…え、サングラスって…



「私の友達が背の大きな人がサングラスかけて、そのコーナーを行ったり来たりして、すごい目立ってたって話してきたの。弟くんじゃない？って」



ーーーーえ！！全然知らない第3者にバレてる！！



俺は驚愕して、落胆した。
あんなにコッソリ買ったつもりが、バレバレだったとは…
しかも知らない人を通じて姉にバレるとは…



「…フフ、背が大きいのもそうゆう時は考えものね。今度はお姉ちゃんが買ってきてあげるわ」





「……そ、それは大丈夫！！」





ーーーーーーーーーーーーーーーーー
リエーフはほんと目立っちゃうからなぁ…普通に歩いてても190cmの人とか見ちゃうから、そんなとこでウロウロしてたらバレるわ笑
次は頑張れリエーフ！！笑

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