再会出来たこと・・・2 (ページ7)

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A「私の能力の名前、知ってるでしょ？」

イ「うん。刺殺暗黒だっけ？」

A「うん。その名の通り刺し殺しで暗闇へと突き落とす能力なの」

イ「・・・すごいね」

A「そうだね。でね、この能力は、2歳の頃からできるの・・・。」

イ「えっ、2歳ってさ、俺達まだ四大行も覚えてないよね？」

A「そうなの・・・。何だけどね」

～A、2歳のある日～

A「うぅっお兄ちゃーん(泣」

私は森で修行している時に迷子になったのだ。

さまよっていると、後ろから、

「ガルルルっ」

一匹の狼が現れた。

A「ひっ！」

狼はどんどん私の方へと近づいて来たのだ。

A「来ないで！来ないでぇぇぇ！！！！！！(泣」

すると、

　ブシュッ！！！！！

狼の体にたくさんのナイフが刺さっていたのだ。

それからというもの、私を殺そうとするものは全員狼と同じようになっていった。

～現在～

イ「そうだったんだ」

A「今はきちんと自分で力を操作してるつもり・・・」

イ「ん？つもり？」

A「実はね、この力、使えない時があるんだ」

イ「えっ？例えば？」

A「小さなことで使おうとしたとき」

イ「へぇ」

A「それとね、この能力は使う相手によって、自分へのダメージに違いがあるんだ。強い人を殺した時ほどダメージが大きい。今回だって、あの女が強かったから、目覚めるまで時間かかっちゃったしね」

イ「・・・もう、使っちゃダメだよ」

A「えっ？」

イ「これからは俺がAのこと守るんだし」

A「ありがとう、イルミ」

私はイルミの頬に優しくキスした。