悟くんは死なないでね。 (ページ24)

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目覚めページ24

『ん…………』

傑「悟！？！？目が覚めたかい！？大丈夫か！？！？ここが分かるかい！？」

硝子「うるっさい！！あんたは落ち着きなさい！！」

こんな騒がしい目覚めは初めてだ

『ﾀﾞｲ……ｼﾞｮ…ｹﾎｯ』

喉が渇いて声が出ない

硝子「水飲め。あんた3日も目が覚めないから喉も乾くわ」

水を飲まされ驚く

3日！？

3日も気失ってたのかよ俺

『ありがとう…。気失ってる間あいつにあったよ』

傑「あいつってAのこと？」

『あぁ……。俺あいつから愛されてたんだな。死にかけたら鬱陶しいほど起こしてやるって笑いながら言われたよ』

そう伝えると

2人は笑っていた

彼女らしいと

硝子「さっき煙草吸ってて見つけたんだよね。これ」

硝子から1本の煙草を渡された

そこには

I got youの略語

" Gotcha! "

" してやったり！ "

そう書かれていた

『ﾌｯ……なんだよそれ』

思わず笑ってしまった

彼女らしくて

硝子「2人で飲んでる間お前の好きなところ散々聞かされたんだからな」

傑「そうだよ。それに言っていたよ。散々呪いの言葉を吐いておいて愛の言葉は簡単に伝えられないって。だからこんな結末にはなってしまったけれど最後君に本音を伝えることができて幸せだったと思うよ。」

知らなかった

2人に相談してたこと

なんだよそれ

思わず顔がニヤけた

2人も微笑んで俺を見つめている

最後まで君はみんなを笑顔にさせるのか

最高で可愛い俺の最愛の人

ありがとう。

俺強くなるよ。

何度も胸に刻まれた呪いの言葉

俺は忘れない。

次君に会って語り合えるのはいつになるか分からないけど

君が歩めなかったこれからを君に伝えよう

君のことをこれから出会う信頼出来る人達に自慢する

恥ずかしくなるほどに

そして伝えてやる

"Gotcha!"

ってね。

『傑、硝子。ありがとな。これからも強くなって安心してやろうぜ。』

傑･硝子「「もちろん！」」

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