悟くんは死なないでね。 (ページ13)

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動揺ページ13

Aside

ある日任務で怪我をして硝子に診てもらおうと治療室に行った

ドアを開けて立ち止まった

目の前で悟が怪我をして寝てるから

服も血で滲んでいる

どうしよう

どうしよう

硝子が診てくれたんだよね

大丈夫だよね

動揺して思考が定まらない

硝子「お、A。怪我でもしt『硝子どうしよう』は？」

『どうしよう、死んじゃう。悟が死んじゃう。どうしよう。

どうしたらいい？硝子助けなきゃ』

硝子「落ち着け、A。もう治療s『死んじゃだめだよ、悟くん。』…」

涙が出てくる

死んじゃったらどうしよう

するとフワッと暖かいものに包まれた

悟「大丈夫。死んでねーよ。怪我しただけだ。焦んな」

『生きてた…』

悟「勝手に殺すな！！！硝子ももっと強く言えよ！！」

硝子「言ったよ…それよりA、こっちこい。治療するために来たんだろ」

良かった…

本当によかった…

『うん…』

硝子に治療してもらってる間も悟くんが手を握ってそばにいてくれた。

硝子は空気を読んだのか治療が終わったら私の頭を撫でて治療室を後にした

悟「A」

悟くんに名前を呼ばれ振り向くと今まで見た事のない優しい笑顔でこちらを見ていた

『悟くん…。悟くんは死なないでね』

悟「俺は最強だ。死なねーよ。お前を泣かせたりなんかしないから安心しろ」

そう言ってまた優しく抱きしめてくれた

『うん…』

そして安心するように目を閉じ眠った

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悟side

Aがこんなにも焦る姿は見たことがなかった

親戚のババァに頬を叩かれた時だって無表情だった

なんでそんな心配するんだよ

俺は簡単に死なねーよ

勘違いするじゃん

なぁ、A

『好きだよ』

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