☆ ページ39
河合「毛布に食料に飲料水…こっちはOKだよ」
戸塚「包帯に消毒薬､それに風邪薬だけでなく服薬をしていた避難者が希望していた薬も入ってたよ」
井上「救援物資や薬代は国費で支払っていますので遠慮なく言ってください｡他に困っていることはありませんか？」
塚田「できればZSOに集まる情報がほしいです｡ゾンビの情報は目視で得ているから得る情報が限られるので…」
井上「わりました｡宮舘伯爵殿に伝えておきます｡あと､怪我人や病人が出たり物資が少なくなったら救援部隊にご連絡ください｡その都度､対応させていただきます｡では､これで失礼いたします」
井上男爵が隊員と本部に戻ると塚田が思いがけない井上男爵の対応に驚いていた｡
塚田「あの貴族､すごく丁寧な対応だね｡年齢も若いみたいだし…宮舘伯爵もいい人なんじゃない？」
五関「貴族なんか信じられるか…俺らを見捨てた奴らなんか…」
五関の言葉を聞いた橋本は怒ったような表情をして戸塚に紙を見せる｡
戸塚「良亮が《宮舘伯爵様はそんな方じゃない!!》って…」
五関「橋本は元々､宮舘伯爵の軍にいたからそう言える…河合､塚田､戻るぞ」
河合､塚田「う､うん…」
五関と河合､塚田が建物に戻ると戸塚は悲しそうな表情をする橋本に優しく声をかけた｡
戸塚「良亮､五関もわかってくれるよ｡だから､今は建物の中に入ろう」
橋本はこくりと頷き建物の中に入る。
その頃､本部に戻った井上男爵は涼太に報告していた｡
井上「滞りなく物資輸送が完了しました」
宮舘「ご苦労様｡他に要望は聞いてないか？」
井上「できればZSOに集まる情報がほしいと言ってました｡それと､気になる事が…」
宮舘「気になる事？」
井上「宮舘軍の軍服をきた方がいたのです…歳も宮舘伯爵様とあまりかわらないと思います」
すると､涼太は机の引き出しから一枚の写真を出してきて井上男爵に見せる。
宮舘「井上男爵､この者出はないか？」
涼太が見せた宮館軍の中に橋本の姿を見つけた井上男爵は驚いて大声を出してしまった｡
井上「はい!!この方です!!あの､この方は…」
宮舘「橋本良亮…父上の軍にいた若い兵士だ｡五年前､私の父上が軍の若い兵士を庇って戦死したのは聞いた事あるか？」
井上「はい､父から聞いてます」
宮舘「その兵士が橋本だ｡父上がなくなった後に置き手紙を置いて行方不明になっていたのだがPZSCに保護されていたとは…」
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fuotomi(プロフ) - 九十九さん。変換ミスの指摘ありがとうございます。すぐになおしました。本当にすみませんでした。 (2022年1月21日 21時) (
レス) @page37 id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
九十九屋(プロフ) - コメント失礼します。長岡市になってますが、長尾だとおもうのですが。 (2022年1月21日 18時) (レス) @page37 id: 15ce4bcc49 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - あ！そうだったんですね。よろしくお願いします。 (2021年11月22日 16時) (レス) id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)
fuotomi(プロフ) - オレンジさん｡コメントありがとうございます。本当は目次ページの作者のお願いにかかれている通りリクは受け付けていないのですが､違う形でなにわ男子とV6を出せるようにします。 (2021年11月19日 15時) (レス) id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きでなにわ男子とＶ6さんと少しずつ関わって行くことで自分の本当の立場を知るきっかけになり， SnowManとして大活躍して欲しいです。 (2021年11月18日 21時) (レス) id: 7f6016247d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fuotomi | 作者ホームページ：https://twitter.com/fuotomi2
作成日時：2021年7月12日 17時
