☆ ページ28
涼之佑「涼太…よく聞きなさい…私はこのままだとゾンビになって国民を襲う事になる…そうしたら宮舘家の信用を失い涼太や大介も路頭に迷う事になってしまう…それなら意識があるうちに息子である涼太に倒された方がいい…それにな…涼太は十分伯爵として王家に仕える力はある…だから､私の代わりに王家と国民を守ってほしいのだ」
宮舘「父上…」
涼太が涙を堪えていると本陣に戻っていた大介もやって来た。
佐久間「旦那さま!!涼太さま!!」
涼之佑「大介も戻って来たな…涼太には大介と亀梨侯爵という素晴らしい味方がいる…だから…私の分まで生きてほしい…それが私からの最後の命令だ…涼太…よいな…」
宮館「父上…わかりました…」
涼之佑「さぁ…早く…私がゾンビになる前にゾンビもろとも撃ち殺しなさい…」
涼太は涼之佑に言われたとおりライフルをかまえると､涼之佑の眉間を狙い引き金を引きゾンビとともに涼之佑を撃ち殺す｡
涼之佑がバタっと地面に倒れると涼太は力が抜けたように地面に座りこんだ｡
宮舘「父上…」
座り込んだ涼太の目には大粒の涙が流れている｡
そんな涼太の様子を見た亀梨侯爵は優しく涼太を抱き締めた｡
亀梨「涼太…辛いと思うが涼之佑殿の遺志を継ぐのは涼太しかいない…」
宮舘「わかりました…城に戻って父上の事を国王様に報告します」
亀梨「一人で大丈夫か？私も一緒に行くが…」
宮舘「いえ…父上の最期を国王様に報告するのも私の役目ですから亀梨侯爵は軍にお戻りください」
亀梨「わかった…」
亀梨侯爵が軍に戻ると涼太と大介は国王に報告するため城へ向かう。
数十分後､涼太は大介とともに城の謁見の間に来て国王と健人王子に涼之佑の事を報告していた。
涼之佑の最期を涼太から聞いた国王は青ざめ､健人王子は涙を流す｡
健人王子「ご苦労だった…ゆっくり休め…」
健人王子が涼太に労いの言葉をかけると国王が急に立ち上がり突然､涼太を怒鳴り散らした｡
国王「なぜ､涼之佑を撃った!?ゾンビにならないかも知れないのに!!」
宮舘「国王様!?」
健人王子「兄上､ゾンビに噛まれた者はゾンビになってしまうと報告を受けたではありませんか!?涼之佑はそうなる前に自ら涼太に射殺してほしいと言ったのですよ!?」
国王「涼之佑がゾンビなんかになるものか!!」
国王の怒鳴り声を聞いた護衛兵が錯乱状態になっている国王を取り押さえる。
護衛兵１「国王様!!ご無礼をお許しください!!」
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fuotomi(プロフ) - 九十九さん。変換ミスの指摘ありがとうございます。すぐになおしました。本当にすみませんでした。 (2022年1月21日 21時) (
レス) @page37 id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
九十九屋(プロフ) - コメント失礼します。長岡市になってますが、長尾だとおもうのですが。 (2022年1月21日 18時) (レス) @page37 id: 15ce4bcc49 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - あ！そうだったんですね。よろしくお願いします。 (2021年11月22日 16時) (レス) id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)
fuotomi(プロフ) - オレンジさん｡コメントありがとうございます。本当は目次ページの作者のお願いにかかれている通りリクは受け付けていないのですが､違う形でなにわ男子とV6を出せるようにします。 (2021年11月19日 15時) (レス) id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きでなにわ男子とＶ6さんと少しずつ関わって行くことで自分の本当の立場を知るきっかけになり， SnowManとして大活躍して欲しいです。 (2021年11月18日 21時) (レス) id: 7f6016247d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fuotomi | 作者ホームページ：https://twitter.com/fuotomi2
作成日時：2021年7月12日 17時
