☆ ページ19
宮田「太輔､渉､裕太｡高嗣と健永が戻って来たら僕の小屋に来て…相談したい事があるから…」
横尾､藤ケ谷､玉森「わかった…」
宮田たちはあとで集まる約束をして自分たちの持ち場に戻って行く。
数時間後､屋敷の敷地内にある粗末に作られた小屋で寝ていた大介は誰かに起こされた｡
宮田「大介…起きて…」
佐久間「宮田さん？」
宮田「シーッ!!旦那さまに見つかったら大変だから音は出さないでね」
大介は宮田の指示通りに静かに布団から出ると屋敷の門に連れてこられた。
門の前には藤ケ谷､横尾､玉森と大介と同じ馬小屋で働いていた二階堂高嗣と千賀健永がいる。
そこに､風呂敷を持って世津夏がやって来た｡
世津夏「俊哉に言われた通りお金とパンを包んできたわ」
宮田「ありがとうございます｡お嬢様にまでお手を貸してしまい申し訳ございません」
世津夏「いいのよ｡それより早く大介に渡してあげて」
宮田は世津夏から風呂敷を受けとると大介に渡す。
宮田「大介､これを持って屋敷から出て…」
佐久間「えっ!!でも､宮田さんたちは…」
宮田「僕も時期が来たら屋敷を出るから…」
佐久間「嫌だ!!宮田さんたちも行くの!!」
大介に駄々をこねられて困っている宮田を見た二階堂は大介を怒鳴った。
二階堂「大介!!このままアイツから暴力を受ける生活をしてもいいのかよ!?」
佐久間「それも嫌だ!!」
二階堂「だったらこの屋敷を出て､もっと優しい貴族に拾えてもらえよ!!俺たちはもう大介が暴力を受けるのを見たくねぇんだよ!!」
世津夏「私からもお願いよ｡大介はここから出て…俊哉たちの事は私に任せたらいいから…」
世津夏からも説得された大介は涙を飲んで言われた通りにする。
佐久間「わかった…優しい貴族の人の所で働いて宮田さんたちを助けてもらえるように頼んでみる!!」
千賀「そうしてもらえたら助かるよ｡さぁ…そろそろ行きなよ｡でないと旦那さまに見つかったらタダじゃすまないからさ…」
佐久間「うん!!」
大介は千賀に促され屋敷を出ると涙を流しながら走って行った｡
大介から話を聞いた涼太と京本伯爵､照たちは暗い顔をしており康二は泣いている｡
宮舘「そんな事があったのか…まさか､雪瀬男爵が大介にそのような酷い事をしていたとは…」
向井「ひどいやん…そんなん犯罪や」
渡辺「なぁ…舘さま､そんな奴を命かけてまで助ける必要なくね？」
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fuotomi(プロフ) - 九十九さん。変換ミスの指摘ありがとうございます。すぐになおしました。本当にすみませんでした。 (2022年1月21日 21時) (
レス) @page37 id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
九十九屋(プロフ) - コメント失礼します。長岡市になってますが、長尾だとおもうのですが。 (2022年1月21日 18時) (レス) @page37 id: 15ce4bcc49 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - あ！そうだったんですね。よろしくお願いします。 (2021年11月22日 16時) (レス) id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)
fuotomi(プロフ) - オレンジさん｡コメントありがとうございます。本当は目次ページの作者のお願いにかかれている通りリクは受け付けていないのですが､違う形でなにわ男子とV6を出せるようにします。 (2021年11月19日 15時) (レス) id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きでなにわ男子とＶ6さんと少しずつ関わって行くことで自分の本当の立場を知るきっかけになり， SnowManとして大活躍して欲しいです。 (2021年11月18日 21時) (レス) id: 7f6016247d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fuotomi | 作者ホームページ：https://twitter.com/fuotomi2
作成日時：2021年7月12日 17時
