☆ ページ14
浜中「私の調査結果に異を唱えるからだ｡それより､さっきの通信は東の宮舘伯爵からか？」
中間「そうだ｡昔あったという魔術について調べてもらいたいらしい」
浜中「魔術？」
大倉「宮舘伯爵の領地でゾンビの大軍の襲撃があったらしいのだが､そのゾンビが五年前の犠牲者の可能性があるらしい」
末澤「五年前の犠牲者!?確かゾンビウイルスは生きている人間をゾンビにさせるんやろ？」
末澤子爵の質問に浜中伯爵は何か思い出したようだった｡
浜中「まさか…ネクロマンシーか？」
末澤「ネクロマンシー？なんや？それ？」
浜中「人を生き返らす魔術だ｡今は神官しか魔術は使えないが２００年程前は貴族たちも魔術を使っていた｡しかし､ネクロマンシーなど黒魔術を使う者は迫害を受けたらしい｡まっ､俺は興味ないが…」
中間「雪間が関わっていてもか？」
中間侯爵から雪間の事を聞いた末澤子爵と浜中伯爵は表情を曇らせる。
浜中「中間侯爵､どういう事だ？」
中間「現場に雪間がいたらしい」
浜中「なるほど…雪間が絡んでいるとなると調べる必要があるな」
末澤「えっ!!自分が興味ない事は調べないんやろ？」
浜中「魔術には興味ないが雪間が関わっているとなると話は別だ｡それに私の調査で百年前の仕返しができるなら調査をやる価値はある｡末澤子爵､そういう事だから手伝え」
末澤「無理や｡これからリハビリ行かなあかんねん」
末澤子爵の言葉に大倉侯爵は心配そうに尋ねた。
大倉「末澤子爵､足の状態が悪いのか？」
末澤「悪いわけちゃうよ｡ま…膝に関しては病気によるものやから治ることもないんやけど…やから､膝に負担かけない程度で剣術稽古始めたいからリハビリも少し多くしてもらってん」
中間「剣術稽古だと!?お前の体は少しの怪我でも命に関わる事があるのをわかっておるのか!?」
中間侯爵に剣術稽古をする事を止められた末澤子爵は唇を噛みしめ大声を出す。
末澤「わかっとるよ!!やけど､貴族として生まれたからには王家を助けたいんや!!それに王家と縁のある家柄やってプライドもあるし､百年前からの王家とのわだかまりをなくすのが末澤家の使命なんや!!」
いつの間にか末澤子爵の目からポロポロと大粒の涙が流れていた｡
大倉「わかった…無理をしない程度に基礎だけすると約束するならいい｡止めたら無理をしてでもやるだろう」
末澤「う…ばれてたんや」
腕を組みながら中間侯爵たちの会話を聞いていた浜中伯爵は末澤子爵に尋ねる。
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fuotomi(プロフ) - 九十九さん。変換ミスの指摘ありがとうございます。すぐになおしました。本当にすみませんでした。 (2022年1月21日 21時) (
レス) @page37 id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
九十九屋(プロフ) - コメント失礼します。長岡市になってますが、長尾だとおもうのですが。 (2022年1月21日 18時) (レス) @page37 id: 15ce4bcc49 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - あ！そうだったんですね。よろしくお願いします。 (2021年11月22日 16時) (レス) id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)
fuotomi(プロフ) - オレンジさん｡コメントありがとうございます。本当は目次ページの作者のお願いにかかれている通りリクは受け付けていないのですが､違う形でなにわ男子とV6を出せるようにします。 (2021年11月19日 15時) (レス) id: 68634c2901 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きでなにわ男子とＶ6さんと少しずつ関わって行くことで自分の本当の立場を知るきっかけになり， SnowManとして大活躍して欲しいです。 (2021年11月18日 21時) (レス) id: 7f6016247d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fuotomi | 作者ホームページ：https://twitter.com/fuotomi2
作成日時：2021年7月12日 17時
