12話ーZSO戦闘部隊の集合 ページ15
次の日､康二と蓮は遅くまで照と大介に拳銃の特訓をさせられていたせいか少し寝不足になっていた｡
向井「眠いわ〜肩も痛いし…」
目黒「俺もだよ…」
康二と蓮が司令室に入るといつも以上に空気がピリピリしている｡
阿部「あっ!!おはよう｡昨日はちゃんと寝れた？」
向井「あんまり寝れてないねん…肩が痛くて…それより何か空気がピリピリしてへん？」
深澤「全体会議の時はいつもこんな感じなんだ」
渡辺「康二は今まで近くで貴族の人は見た事ないの？」
向井「ないで｡俺の地元を治めている貴族は病弱らしくてあんまり屋敷からでないんよ｡出掛けるときも馬車やし…噂ではめちゃ高貴な身分らしいんやけどな｡やから､舘様が初めて近くで見た貴族なんよ」
深澤「じゃあ､今日は緊張するかもね｡出迎え大丈夫？」
向井「大丈夫やない…司令室の空気で急に緊張してきたわ」
渡辺「まっ､大介がやっている通りにやればいいよ」
翔太が緊張する康二にアドバイスすると涼太が司令室に入って来た。
宮舘「皆､来たようだな。阿部､会議に出すゾンビウイルスに関する資料は出来たか？」
阿部「はい｡あとは本�眄萓犬�資料を持って来ると思います」
亮平が涼太に資料を見せているとドアが開き7MEN侍の今野子爵と菅田､本�發�入って来た。
今野「宮舘伯爵､おはようございます」
宮舘「おはよう｡本��､資料を持って来ると阿部から聞いたが？」
本�癲屬呂�｡阿部先生からゾンビから採取した血液の検査結果をまとめてほしいと頼まれてて…」
阿部「本�眄萓�､忙しいのにすみません…」
本�癲崑膤愽賊〇�代によくしていたので大丈夫ですよ」
今野「あと､ここに来る前に港につながる門の辺りで雪間派の貴族が集まっているのを見ましたよ」
宮舘「末澤子爵が来るのを阻止しようと来たのだな…来られないのを知らないで…」
今野「来られないのですか？」
宮舘「病気で足が悪いからな…代理としてAぇgroupの隊長が来るらしい…まっ､大倉侯爵や中間侯爵が雪間派を警戒しているのもあるがろうが…大介､雪間派の貴族を見たら誰か確かめてほしい」
佐久間「了解しました」
大介が返事をすると大倉侯爵から通信が入り涼太が通信機に出た。
大倉『宮舘伯爵｡今､海上要塞都市のすぐ近くまで来ている｡迎えをよこしてほしい』
宮舘「了解しました」
涼太が通信機を切ると話を聞いていた大介が指示を出す。
佐久間「目黒､向井｡行くぞ」
向井､目黒「了解!!」
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作者名：fuotomi x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/fuotomi2
作成日時：2021年3月6日 16時
