検索窓
今日:13 hit、昨日:32 hit、合計:156,530 hit

ページ29

れな「あれ?切れちゃった?ふふっごめんなさい?」

わざとらしく笑いながら言う彼女が許せなかった。



「はっ、ふぅ、はぁ、ひゅっ、」

荒くなる呼吸を何とか抑えて足にぐっと力を入れて彼女の手元にあるアクセサリーケースを取ろうと勢いよく立ち上がった。

れな「わ!なに?急に」

バカにしたように笑いながらまた上に挙げられる

「返して!かえしてよ!」

堀「なにしてんの。」

れなさんの手からアクセサリーケースが無くなったと思えば後ろから瞬が取ったらしい。


れなさんも驚いた様子。

堀「いつもなら直ぐ帰るAちゃんがまだ帰ってないって言うからおかしいと思ってきてみれば、何してるんですか。」

れな「あ、いや、これは、遊んでて、」

堀「Aちゃん、泣いてますけど」

れな「いや、笑い泣き……なんて
あははは、」

堀「くだらない嘘つかないでください。
はい。Aちゃん、」



瞬からアクセサリーケースを受け取る。

中を開けるとブレスレットと指輪が。



「よかった、」

切れてしまったネックレスと一緒に抱きしめる。


堀「ごめんね、勝手に部屋開けて、それと、遅くなって。帰ろ。」

いつもどんなときも丁寧な敬語の瞬がタメで話してくる。


いつもと違う声色からかなり怒ってるんだろう。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (126 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
488人がお気に入り
設定タグ:梅原裕一郎 , 男性声優
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふわり | 作成日時:2021年8月21日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。