とある同級生の話 (ページ1)

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初耳ページ1

西｢え、2人って高校の同級生だったの？｣

｢そうだよ、あれ？言ってなかったっけ？｣

西｢初めて知った。聞いてない｣

｢そう、じゃあ今言った。｣

西｢だからなんか似てるんだ。てか、仲良いんだ｣

｢似てるって何｣

西｢いや、なんとなくだよ？｣

｢まぁいいや、｣

西｢2人って付き合ってたりする？｣

｢ない(即答)断じてない。誰があんなクソ男と付き合うか｣

西｢クソ男？誰が？｣

｢梅しか居ないでしょ。｣

西｢えぇ、そんなにクソだったの…なんか想像つくけど｣

梅｢なーにばらしてんの｣

｢あ、梅。いいでしょ今更すぎるよ。西山だよ？｣

西｢なんかわかんないけど馬鹿にされてる気がする｣

｢そんなまさか。先輩バカにするとかないない｣

西｢だからその態度がバカにしてるって言ってんの！｣

西山先輩って面白いよね

梅と出会ったのは高校1年生のとき。
たまたま同じクラスになって、他クラスからもモッテモテな梅と自分で言うのもなんだけどクラスで人気者だった私。

でも最初はそんなに仲良くなかった。
だってモテモテな男って基本性格悪そう(ど偏見)

なんで仲良くなったかって言うと、最初に話しかけてきたのは梅。席替えで席が隣同士になった時だった。